＊1 甘々大毅を独り占め。 ページ26
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『ん、どーぞ』
「Aってお菓子作りとかできんねや」
『バカにしてる？ねえ』
「いや、なんか意外やなーって」
バレンタイン。
大毅がどうしてもって言うから家までわざわざ行って渡した。
付き合って半年くらいだから、きっと一緒に過ごしたかったんだろうけど。
「んま」
『匂いづけでリキュール入れたんだけど、大丈夫？』
「…多分？」
『えっ』
それはお酒に弱いということですか大毅さん。
てかなんで自分が弱いって知ってんのよ。
まだ未成年。
「んー、ふわふわしてきた」
『え。本当に弱いじゃん。
ほんの少ししか入れてないのに』
「A〜」
『はっ？え、ちょっ、』
軽く酔ったのか、ぎゅーっと抱きついてくる。
…可愛い。…って、そうじゃなくて！
意味分からない声を上げながら首元に顔をうずめるから、くすぐったい。
『だ、大毅、くすぐったい』
「A、好きやで？」
『〜っ、からかわないで！』
酔っても変わんないのか。
可愛いけど。確かに可愛いけど。
離してくれないのは微妙につらい！
最初は頭だけでグリグリ擦り寄るだけだったのにいつの間にか肩に手まで置かれてる。
なんか、大毅の目がいつもと違うような…
「なあ、キスしてええ？」
『え？』
「Aに触れたい」
『…は、？』
「あかん？」
いや、え？
ソファに座ってる私と、その私の肩に手を置いてソファに膝ついてるこの人。
キスしていいか、と？
え、やばい。やばいやつ。
でも触れてほしくないと言えば嘘になる…
「なあ、あかん？」
『…許可とらなきゃ、いけないの？』
「ほんまに？嫌ちゃうの？」
この人は酔うと疑問形が多くなるのかな。
『だって一応その…彼女だし、私』
「…ふふ、せやな」
大毅の手が肩から離れて、ソファの背と私の頬に移動する。
至近距離で見る大毅は誰よりも色っぽくて、彼女っていう実感も未だに微妙なくらい高嶺。
それでも、優しく重ねられる唇に抵抗はしたくない。
大毅が誰よりも好きだから。
「可愛ええ」
『っ、どこで覚えたの、こんなの』
「止まらんくなるんやもん」
やばい。
大毅は男の人なのに。
なんか、めっちゃ色っぽい。
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しげおかりな(プロフ) - そう、うちやで笑 うん、わかった (2019年7月19日 22時) (
レス) id: ab408f8195 (このIDを非表示/違反報告)
凜憧(プロフ) - しげおかりなさん» 莉奈？え、莉奈…だよね？ううん、大丈夫だよ。こっちこそごめんね、急に。ボードで話さない？説明も含めていろいろ話したいことあるからさ！本当に？ありがとう！！ (2019年7月19日 17時) (レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)
しげおかりな(プロフ) - ゆーり、久しぶり… 久しぶりのコメントやのにごめん、うちなんかした？ ゆーりの小説久しぶりに読みに来たらやっぱりおもしろかったよ('') (2019年7月19日 17時) (レス) id: ab408f8195 (このIDを非表示/違反報告)
凜憧(プロフ) - non.yutaさん» ありがとうございます！キャーってなってもらえてよかったですー！笑 そう言ってもらえて嬉しいです… 頑張ります！ (2018年11月28日 21時) (レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)
non.yuta(プロフ) - とても楽しかったです！やっと両思いになれて……キャーってなりました！！続編待ってます。お願いします(^^) (2018年11月28日 18時) (レス) id: fa092d8f4a (このIDを非表示/違反報告)
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