▽4 その後の意識は ページ4
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『ぐえっ、』
「朝からお疲れやな」
『ちょ、重い。離れろ』
「んー？」
『藤井まで…！！』
机に突っ伏してるのをいいことに、その上からぐっと体重をかけてくる藤井氏。
おい。
いくらモデル体型だからって細いからって、身長の分重いのは変わりないんだよ。
潰す気か。
「なんでそんな疲れてるん」
『人の話聞いてたかおい。
ねえ、私の心の叫び聞いてた？重いよ？ねえ？』
「人の話聞いてたかはブーメランやな」
『…くっそ。なんで知らねえんだよ。
言いたくもないわあんな悲惨なこ…んなああ！！』
「…気持ち悪い」
引いた目で見られたって別に気にしない。
あの子、やることはぶっ飛んでるけど、かっこいいし可愛かったし。
なにより後輩からの告白自体が初めてだったから。
そのワードを出すだけで朝の情景が蘇ってきて、もうそれは大混乱。
んなああ！！ってなんだ。初めて聞いたわ。
こんなに
自分で客観的に見ても気持ち悪い。
藤井の意見に今だけは賛成しようと思うくらいに。
『あんだけ公開的だったのに見てなかったの？』
「今来た」
『じゃあ知らなくていい』
「…なあ、A朝さあ」
『ああああ分かったって！
頼むから他の人に聞くな！！』
ニヤリと笑った藤井に勝てるわけもなく。
あっさり白状させられる。
「…ふーん」
『なんで怒ってんの』
「Aが悪い」
『は』
「あーほ」
ムカつく。
右口角だけあげんのムカつく！！
『大違いすぎる…』
本当に、違いすぎるよ。
″「返事は今すぐやなくてええです！
ほな授業あるんで失礼します！」″
律儀にペコッと頭を下げていった重岡くんと目の前の此奴は、大違い。
…いや、重岡くんもこうだったりして。
『それはないか』
退屈な授業はすぐ手前。
一年生グラウンド出てこないかな、なんて。
重岡くんを意識しすぎてる自分に、苦笑い。
「…」
『なに？』
「別に」
重岡くんと、仲良くなれるかな。
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凜憧(プロフ) - ぽてとふらい。さん» うん、ありがとうね笑 その言葉を励みに更新頑張ります(^ワ^=) (2019年7月29日 15時) (
レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてとふらい。(プロフ) - 好きです。(唐突)(話が好きすぎて言葉でない)(とりあえず告白を)(無理せずゆっくりでもいいから更新頑張れ)(待ってるで私は)もう一度、好きです。 (2019年7月29日 14時) (レス) id: 9d94f1b87d (このIDを非表示/違反報告)
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