ならではの。 9/5 ページ15
『よーこはーまのそーらたっかっくーホームランかーっとばせつーつーごぉおおおあおおあああああ!?』
ベンチから叫んでしまった。だけど、仕方ない。だって、ごうがホームラン打ったから。もう一度言う。仕方ない。綺麗な放物線はスタンドどころか球場も超えたんじゃないかって位大きかった。
＊
ｱﾅ「ホームラン、打った感触はいかがでしたか!?」
「普通でーす。」
それだけで歓声が上がる。そんな人なかなかいないよ。そして、それが私の彼氏だよ。
『すごいなー。』
19「なにがなにが？」
『んー？』
4点差だったので残念ながらセーブのつかなかったヤスアキが隣から興味しんしんで聞いてきた。
『喋るだけで歓声が上がるなんてごうはすごいなーって。もちろん、ヤスアキも登場するだけで何万人って人がジャンプするんだからそれも凄いことだけど。』
19「いやー、僕のはちょっと違くない？」
『そぉ？』
そんなくだらない会話をしているうちに、ヒーローインタビューは終わって、ごうとウィーランドがベンチに帰ってきた。
『お疲れ様でーすw』
「ほんとだよー。急にお立ち台乗せられるし……」
そう言うのは、人生初のお立ち台を経験した通訳さん。
『どうでした？』
「すっごい緊張した。」
未だ、胸に手を当ててるのに、それにお構い無しでウィーランドが通訳さんを引っ張って車に連れていった。
「うわぁあああああ!?」
『いってらっしゃーい』
お見送りをしながら、ベンチの荷物を片付ける。
まぁ、大体のものは自分で持っててくれてるんだけど。タオルとかはもう、洗濯機にポイするから使わない人はそのまま放置してもらってる。
すると、ベンチの奥からセカンドヒーローに行く予定のゴメスさんがTシャツが無いと叫んできた。
『ロッカーの入ってすぐの棚の所にないですかー？』
55「あ、あったー。ありがとー。」
『はーい。』
もう一度、タオルを抱え、洗濯機へ向かう。この後はまた、ペンを回収に行かなきゃ。
勝った日ならではの忙しさ。でも、幸せな忙しさ。
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みつばち(プロフ) - はじめまして〜！！お話楽しく読ませていただいてます！！もしよろしければなんですけど筒香さんと事故チューしちゃうみたいなお話書いてほしいです笑無茶言ってすみません！更新頑張ってください！ (2017年11月5日 12時) (
レス) id: 623b91c402 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいたいます！つっつとの絡みもっとみたいです！ あとなんj？みたいなやつすごく面白くてもっと見たいです！更新頑張ってください！ (2017年11月5日 10時) (レス) id: 67e271b36b (このIDを非表示/違反報告)
sugar(プロフ) - 筒香選手のラミレス監督お誕生日のお話がいいです！話の内容はおまかせで！w (2017年10月3日 18時) (レス) id: fe6c6a2274 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 石田健大選手お願いします！ (2017年9月29日 23時) (レス) id: 45b184216f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺとる | 作成日時：2017年8月28日 0時
