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「ナイッサー！！」
「ブロックー！！！」
「ワ、ワンタッチ！」
試合中、選手たちの声が飛び交う。
及川率いる、３年組＋国見
矢巾率いる、２年組＋金田一と琴原
だが。
「及川！！琴原に向けて本気スパイクはよせって言ったべ！！！」
「ご、ごめん永華ちゃん！！大丈夫！？」
女子バレー部では主将としてウェイウェイ言ってた時期もあった。
更に女バレの武器と言えた自分の178cmという身長も、男女という差を前にして苦戦していた。
男女の力量もあるし、女子のネットの高さと男子のネットの高さが違う。
だからブロックも大変だった。
琴原のキル・ブロックが成功したのは、花巻がスパイク時の踏み込みが足りずに、体制を崩した時、のみ。
それ以外は油断をせず、勢いを殺すだけと思っていたところ、花巻がトスを上げ、及川がスパイクを打った時
「……あー、突き指したわ。」
不覚…！とでもいいたげに、琴原は悔しそうな顔をする。
「ごめんね永華ちゃん…！」
「平気。誰かテーピングして？」
「じゃあ、俺やります。」
率先して手を上げてくれたのは国見。
「及川〜、女子傷つけるとか最低〜！」
「平気だって。」
「ううう…ごめんね永華ちゃん」
「別に。平気よ。国見ありがと。」
ご飯作れれば何でもいいや。と付け加える。
「やっぱ入れなかったわ。ごめんなさいね、人員不足なのに。」
琴原が入っても５ｖｓ５で、正式な試合はできない。
「………あ、そろそろ抜けるわ。」
時計を見て、急ぐように立ち上がる。
予定は入ってなかったはず、と及川が首を傾げると
「あ……いや、気にしないでいいのよ。」
何かを隠すように、練習場を出て行った。
「……怪しいね」
「彼氏に電話とかですか?」
国見の発した言葉に視線が集まった。
「あー、違う違う」
「だよねぇ！永華ちゃんの好きな子っぐふぅぅぁ！」
何が起こったか分かるだろうか。
及川が琴原の好きな人を暴露しようとした瞬間、なぜか京谷の素早い蹴りが及川にヒットした。
京谷が。及川を。蹴った。
「いっ…誰！蹴ったの！狂犬ちゃん！？」
「うるせぇ。」
「京谷！！なにやってんだよ！？」
「狂犬ちゃんが……」と悲しむ及川の横で、矢巾が京谷に怒鳴る。
また喧嘩が勃発する、前に渡が二人の喧嘩を止めた。
琴原の恋愛模様には京谷が絡むのだろうか。
とりあえず全容を知る花巻は大笑いしていた。
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あいloveあきら(プロフ) - 流れ星さん» その通りです。永華チャンがでかいだけです。 (2016年4月26日 22時) (
レス) id: 93c1b013ec (このIDを非表示/違反報告)
流れ星 - 菅原くんってそんなに身長大きくないような…と思ったけど、永華さんがデカいだけな気がした。 (2016年4月26日 22時) (レス) id: ff41ad54a4 (このIDを非表示/違反報告)
愛吹(プロフ) - 流れ星さん» 閲覧、コメントありがとうございます！ これから恋愛シーン沢山入れる予定なので私も楽しみです！ これからも見て頂けると嬉しいです！ (2016年4月26日 16時) (レス) id: a491fb7239 (このIDを非表示/違反報告)
あいloveあきら(プロフ) - 流れ星さん» コメントありがとうございます！国れん国いいですよね！！気が合いますね！！やったぁ！！！！！ (2016年4月26日 16時) (レス) id: 93c1b013ec (このIDを非表示/違反報告)
流れ星 - 作品読ませていただいてます！ これはもしやクロスオーバーでの恋愛成立……！？国見くんとれんげちゃんのカップルですか！？ 私、クロスオーバーカップル大好きなので国れん、もしくはれん国おいしいです！！！ありがとうございます！！！！！！！！！！ (2016年4月26日 15時) (レス) id: ff41ad54a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年4月13日 19時
