Blue rose (ページ7)

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－隆二Side－

会議も終わってヤングメンバーで昼飯を食べに来たのはいいんだけど、
さっきの会議でHIROさんが言ってたAって人が気になってた。

三代目の曲は恋愛歌詞が多くてその中でも切ない曲や恋してる曲恋愛の曲でもさまざまだけど
すごく自分にスッと入ってくる曲ばかりだった。

曲を作ってるAって人に明日会えるそんな事を考えていた。

健「・・・二！！隆・・・二！！おいっ！隆二っ！！」

健ちゃんに呼ばれてびっくりして、皆の方に目をやれば不思議そうな顔して俺を見ていた。

健「隆二大丈夫かいな？さっきからニヤけてるけど」

隆「えっ！？あぁ～なんでもないって！！何食べようか悩んでて！！笑」

そう言って誤魔化したつもりだったけど

臣「いやいやいや！！さっきオムライス大盛りで！！って注文してたじゃん(笑)絶対、明日来るって言うAって人の事考えてるんだろ？(笑)」

岩「嘘下手過ぎ！！隆二さん顔マジやばかったっすよ！！(笑)」

あぁ～もっとマシな嘘つけばよかったなんて思っても遅くて、臣と岩ちゃんはゲラゲラ笑ってるしすっげー恥かしい～

E「でも今までの曲全てその人が作ってたってスゴイっすよね？」

健「たしかにな～。花火とか初めて聞いたとき俺泣きそうになったもん(笑)」

臣「花火はやばい！！メロディーと歌詞がマッチしてて俺も歌っててすっげ切なくなったし」

隆「俺も聞いてて何かスッと歌詞が入ってきて、感情移入してしまうんだよな～」

岩「あぁ～！！Aって人どんな人なんだろーなぁ！！可愛かったらいいな～♪」

E「岩ちゃんそこしか興味ないでしょ！！(笑)」

健「いやっ！！俺も岩ちゃんと一緒やわ！！かわいい子がええな～(笑)」

臣「どーする？？オタクみたいな子だったら(笑)」

岩「ちょっと臣さん！！夢壊さないでよ！！(笑)」

健「そーやぞ！！夢壊す事いうーな！！(笑)」

臣「ははっ！！必死過ぎだから！！現実そんな甘くないからね～。今の内に現実に戻さないとね」

E「言えてますね！！可愛いって思い込んで実際と違ったらショック大きいっすもん」

健「ELLYまでそんなん言うかぁ～？俺泣きそうやわ～」

メンバーみんなAって人が気になってるみたいだった。
まぁ健ちゃんと岩ちゃんは不純な理由だけど・・・。

この時はまだ曲を一緒に作って行く仲間という気持ちで気になってたんだ。
まさか君に会って自分がこんなにも君を好きになるとは誰も思わなかったんだ。