Blue rose (ページ6)

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あなたside

日本に帰ってきて今日は親友の千紗に会う日。

千紗とは小さい時からずっと一緒で喧嘩もしたりしたけどお互いに意見を言い合う本当に信頼してる。

見た目はほわ～んっ！ってしてるのに言う時はバッサリ言ってしまう様な子・・。

まっ！！そういう千紗が大好きなんだけどね(笑)

千紗は彼氏と二人でずっと夢だったカフェを開業して久しぶりにカフェに
お昼にランチを食べる約束をしている。

千紗「A！！こっちこっちーーー！！」

そういって笑顔で駆け寄ってくる千紗。

千紗「おかえりーー！！元気だったーー！！？」

「千紗ーー！！会いたかったー！！」

千紗「1年ぶりだよね？もうアメリカには帰ったりはしないよね？？」

「もう1年になるかな？はやいね！！もうずっと日本に居るよ！！」

千紗「良かったーー！！アメリカに行ってもちょくちょく日本に遊びに来たりしてたのに急に帰って来なくなるし連絡もあまり取れなくなったから心配したんだよ？？次にそんな事したら怒るからね！！ww」

そう言って私の頬を引っ張る千紗。ちょっと涙浮かべながら言った千紗の顔を見ると、心配かけてしまった千紗に申し訳なくなった。

でも千紗は「またこうやって会えて元気な姿見れたからいいけどねぇ～♪」なんて鼻歌を歌いながら私の前を歩いて行く姿は子供みたいで本当に可愛いって思った。

千紗「今日ね久志にAが久しぶりにランチしに来るよって言ったら、Aが大好きなオムライス用意して待ってる！！って気合入ってたよ(笑)」

「やったーー！！日本に帰ってくる度に食べてから、あの久志のオムライスが食べないと日本に戻って来た気がしないの！！(笑)」

千紗と久しぶりに会ったから、いろんな話をしながら歩いた。

久しぶりの千紗は何も変わらなくて、いつも千紗といるとずっと笑っていれる自分がいた。

思い出話をしながら歩いてるとき千紗の携帯が鳴って電話が終わるなり、

千紗「ごめん！！久志にランチタイムは忙しいから早めに戻って来てって言われてたのすっかり忘れてた」
そう言って『ごめんね！14時位にまた連絡するからー！！』と言って走って行った。

千紗と別れて時計を見るとまだ12時を指したばっかりだった。

どーしよっかな？なんて思いながら歩いていた時
久しぶりに東京に居た時によく立ち寄ってたお花屋さんへと足を運んだ。