Blue rose (ページ15)

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隆二Side

そう俺らにそう言い残してHIROさんは行ってしまった。

何もかもが突然すぎて頭の中でHIROさんが言った事を整理してやっと理解して

臣の方を見るとなんかニヤけてるし(笑)

健ちゃんと岩ちゃんはギャーギャー騒ぎ出したし(笑)

さっきのまで一言も話さなかった岩ちゃんだったのに迎えに行くって分かった瞬間
「早く鍵もらいに行きましょーよ」ってウキウキだし！！

ルンルン気分で敬浩さんと篤志さんのいる楽屋へ向かった。

「「「「失礼しま～す」」」」

篤「おっ！お疲れ～。どうしたの？」

岩「あの今から俺たちでAさんの家に行くことになったんで鍵下さい！！」

岩ちゃんは満面の笑みで篤志さんにそう言うと
その瞬間、篤志さんの横でお弁当を食べていた敬浩さんが大声で

敬「え”ぇーーーーーーーー！？何で！？誰がそんな事言った！？俺と篤志さんで迎えに行く事になってんだけど！！！」

　
「なんかの間違いだーーー！！」なんて大騒ぎしてる敬浩さんの横で俺たちは篤志さんにさっきHIROさんに言われた事を説明すると「あっ！そうなんだ」なんて言ってあっさり
岩ちゃんに鍵を渡した。

敬「あ”ーー！！なんで渡しちゃうんですか！？だめっ！！」

岩ちゃんの持ってる鍵を奪おうとしてる敬浩さんと必死に鍵を守る岩ちゃんでもみくちゃになってる2人(笑)

篤「こらっ！！俺ら今から撮影だからA迎えに行けないだろ～」

敬「そ～ですけど～～～」

篤「俺らが撮影してる時Aの事だからたぶん何にも食べないでいるかもよ？それだったら行ける隆二達に任せたほうが良いと思うんだけどな～」

そう篤志さんが言うとしぶしぶ岩ちゃんから離れて一言

敬「Aに変な事したらすぐ分かるんだからな！！Aに会ったら俺に電話する様に伝えてといて！」

そう俺らに言って食べかけのお弁当をまた食べ始めた。

鍵を受け取った俺らは楽屋を後にし、駐車場で待っていた岡本さんと合流して
Aさんの家へと向かった。