OVERII7E (ページ7)

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収録が終わって、宿舎に帰るときは決まって全員でやる事がある。

8人で輪になって、ジリジリと視線を張り巡らせて
お互い片手を差し出した。

「「「「엎어라 뒤집어라 데덴～찌(裏か表かデデ〜ンチ！)」」」」

AT「OMG........」

手の甲を出した私と、タロくん、ウォンビン、ソヒ。

TR「や〜ㅎㅎAちゃん、俺達となかよしで帰ろうね〜」

タロくんに肩を組まれて『は〜い』と返事をする。

一方手のひらを出したソンチャン、ウンソクさん、アントン、スンハン。

たった今、このメンバー割りで帰りの車に乗ることが決定した。

SC「いや、もう一回やろう？wwまだ3回くらいできるから」

もう一回遊べるドン！じゃあないんだよ！

ES「潔く負けを認めてお前と帰るわ」

ウンソクさんに肩を組まれたソンチャンが「おい、負けの先が俺みたいに言うのやめろ」と不服そうに唇を尖らせた。

等しく公平に振られた運命に、腕を掲げたまま天を仰ぐアントン。(笑)

珍しく大人しい面子と一緒なったなあと感心していると、

AT「ねえA～僕も一緒に連れてって..」

後ろからピト、と大きな赤ちゃんがくっついてきて腰に腕を回される。重すぎる！！！！！

『たすけて、重たいよ〜』

TR「や〜あんでよ〜あの赤ちゃん回収してください〜〜ㅎㅎ」

タロくんの号令に、ウンソクさんとスンハンがガッチリアントンの両脇を抱えたかと思えばずるずる引きずられていった。
「あぁ～......no....」

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