OVERII7E (ページ17)

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『ウンソクオッパ...ちょ〜〜〜かわいい、マイメロちゃん』

「まい...」

『まって、動かないでね！ああ～これも似合いそう〜〜』

楽しそうにカチューシャを選ぶA、俺はといえば少し屈んで岩のように固まっていた。

されるがまま一通りカチューシャを取っ替え引っ替え付け替えられて、最終的にピンクの耳と水玉のリボンがついたカチューシャで満足したらしい。

Aは俺が最初に手に取った黒色の耳に黒のリボンがついたカチューシャを頭につけていた。

確実に逆じゃないか。
黒いロングコートにグレーのハイネックを着てる俺が頭だけメルヘンなの、普通にヤバいだろ。

案の定すれ違う女子高生らしき子達の視線が俺の頭上に集まっているのが見えて、羞恥心に負けそうになる。

そんな俺を見ては、『ㅋㅋㅋㅋかわいい』と愉快げに笑うAを見て、この人が楽しそうならまあ悪くないなと妥協した。

『ねね、次はマイメロの乗り物に乗ろう！』

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「これ、子供用？」

メルヘンなうさぎの耳の形をしたシート。
先に乗り込んだ俺だけでかなりスペースが埋まって、困惑しながらAを見る。

何事もないように俺の隣にぎゅうぎゅうになって座り込んで、甘い香りが鼻を掠めた。

『....これかなり狭いねㅎ』と笑いかけてくるAと至近距離で目が合って、思わず視線を泳がせる。

『まって...オッパの足長すぎてバー下がんない』

「これ、下げるもんなの？」

2人で困惑していると颯爽とスタッフのお姉さんが笑顔で現れて

「かっこいいお兄さん、ちょーっと足が長すぎるのでもう少し横向いて足を畳んでもらえますか〜？」

と日本語で声をかけてきて、Aが通訳してくれのに応じて足を強引に内側に押し込んだ。

「あ、そうですそうです、はい行けます〜 ⭐︎」

どうやら第一関門は突破できたらしい。
Aと顔を見合わせて、思わず吹き出した。

「足が長すぎるのも考えものだな」

『足が長すぎるので乗れませんって降ろされたら面白かったのにㅋㅋㅋㅋ』

「『ㅋㅋㅋㅋ』」

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weverse ストーリー
◯EUNSEOK ［Aとツーショット］

in サンリオピューロランド

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SU「2人ともかわいいすぎますね〜」
SC「俺は誘われてないんだけど？」
SH「ウンソギヒョンのカチューシャがㅋㅋメルヘンすぎるㅋㅋ」

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