OVERII7E (ページ14)

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VLOG in JAPAN ページ14

_ GULEUM cam

in 渋谷

『へいぶりず〜、今は渋谷にソンチャンとアントンと来ています〜〜、夜遅い時間なのに人が多いですね、、、まって、2人とももうちょっと後ろ下がってㅎㅎㅎ』

内カメラで撮影し始めたのはいいものの、なんせデカ男2人なので画角に入りきらない。

首から下しか映らなくて思わずツボっているとソンチャンが、
「Aがちっちゃいから俺のハンサムな顔が映らないでしょ〜」と腰を折り曲げてカメラを覗き込んだ。

AT「僕はこのままでも別にだいじょうぶです」

腰を折り曲げたソンチャンに、頑なに胸部しか映らないアントン、この時点でもうすでにカオス。

『え〜あの2人は置いて私だけで渋谷の街を駆けぬこうと思います』

そしてカメラを持ったままそれはもう全力ダッシュ。

『騒がしい日々に笑えない君に〜！！思いつく限り眩しい明日を〜！！』

『「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」』

後ろから「ヤ〜こら！！！ㅋㅋㅋ」「oh...！まって〜どこいくの！」という残響が聞こえる。

『はあ....みなさん、これが“夜に駆ける”です....！！！！』

後ろを振り返ると猛スピードで追いついてくるソンチャンとドタドタと走るアントンが視界に入って、

『まってあの人早すぎるㅋㅋㅋㅋㅋㅋ

＿＿＿ぎゃーーー！！！』

渋谷のスクランブル交差点に差し掛かる前に勢いよく捕獲されてそのままソンチャンに抱き抱えられた。

SC「...あ〜！！マジで疲れた、、

こらA、このまま担いでこの人混みの中をスキップしながら渡ることもできるけど？？？？」

『本当にやめてwwwwwwwwwたすけてブリズ....』

AT「っ....ウワ〜〜....なんで急に走るの....しぬ...」

ジタバタして地上に降ろされると、アントンにカメラマンの権利を剥奪されて、ソンチャンが「え〜これから3人で手を繋いでスクランブル交差点を渡ります」ととんでもない事を言い出した。

そして両脇のデカ男達に両腕をホールドされて、いやまってこれ手を繋ぐっていうより

『いや、捕虜やん』

「「『ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ』」」

SC「え〜クルム嬢は、1人で夜を駆けた刑で捕虜として交差点を渡ってもらいます」

AT「HORYO」

ただでさえ頭一個飛び抜けてる身長で、どこにいても目立つ人達なのに、交差点を渡る前から死ぬ程見られてて死。

『VLOGに私の連行シーンいらん！！！！！』

AT「let's go 〜〜」

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