誕生日5 ページ42
貴「……＿＿＿ごめんなさい」
レ「…！？」
ポロポロと大粒の涙を落とす私にレイは目を見開いている
レ「…い、いや、、泣かせるつもりじゃなかったんだ……。ごめんな」
貴「ち、違うの…！私が変に気合い入れしたから…倒れて、、レイに悲しい顔させて……！ごめん、ごめんなさいっ、！」
ごめんなさい、レイ…
レ「……ごめんな。A」
レイは優しく手で涙を拭いてくれた
貴「……レイ。お願いがある
あと、二日待ってほしいの。その日が来たら、ちゃんと…、ちゃんと言うから」
レ「…あぁ、待ってる。お前が言うまで」
レイは私の頭を撫でて医務室を出た
そうえば……熱、何度だろ…？
計ってみるとびっくりした私である。だって39度って…。私、もう死んでない！？幽霊なの！？幽霊なのね！？
一人で頭を抱えこんでいるとママが来て、心配してくれて
マ「…頑張るのもいいわ。けど無理はしないでねA」
貴「…うん、ごめんママ
レイの誕生日まで、あと二日…。あと一つ出来るから！
ママ早速お願いがあるの！＿＿＿…手伝ってほしいんだ！」
マ「ふふ、良いわよ
頑張りましょうね。A
けど熱を下げてからにしましょう。今日はゆっくり寝なさい」
貴「はーい」
私は眠りにつき、次の日ママと一緒に＿＿＿…をした
そしてレイの誕生日当日
私は朝早くから食堂にいた
貴「よし、バッチリ！」
最後の仕上げをした
ママ達は後で祝うらしく先に私とレイの二人だけの時間をくれた
私は昨日の夜、レイが寝る前に枕元に手紙を置いた
〘朝、5時半に食堂で待ってる〙
こういう風に書き、あえて名前は書かなかった。そっちの方がいいかなって思って
もうすぐ5時半…。
するとガチャと食堂のドアが開き、そこにはレイが居た
貴「レイ、おはよう
ごめんね！こんな早くに起こして」
レ「いや…大丈夫
こんな時間にどうしたんだ？」
私はレイの手をひき、テーブルの前の椅子に座らせた
レ「＿＿＿これ……！」
貴「お誕生日おめでとう!!!レイ！
レイに会えて嬉しいよ！いつもいつもありがとう！」
ニコッと笑う私に驚いた表情で私を見るレイ
レ「俺の為に頑張ってるってこれだったのか…」
私はママと一緒にケーキを作ったのだ。喜んでくれたかな…？
終わり←番外編 誕生日4
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かっちゃん - ありがとうございます！2弾が始まった時すぐ更新しますねっ！ (2020年3月1日 23時) (
レス) id: aa0046ded3 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです！！２弾が始まってこの先更新されるのを楽しみにしてます！！ (2020年2月2日 22時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2019年12月30日 18時
