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フ『やっぱりそうだったんだね
ずっと考えてたんだ…鬼ごっこの時
シスターが言ってた収穫って何かなって
シスター、レイのひきだし開けてたり
エマ、ノーマンがいなくなる日
ママの事怖がってたり
ずっと変だなって…そっか
ノーマンも……コニーも……みんな』
泣くフィルに私達は少し胸が傷んだ
エ「今は連れて行かない、フィル以外
誰も知らない。ハウスの秘密も火事も
あっちはフィルに任せてある」
エ『ねぇ、フィル。よく聞いて
今2つの道で迷ってる
赤ちゃんもみんな連れて行くか
4歳以下を置いていくか』
その言葉に驚く私達
エ『収穫されるのは満6歳。1番誕生日が
早いマーニャでも1年半時間がある
それに上が16人抜ける。数より質のこの
ハウスなら収穫のペースは必ずおちる
4歳からフィルを始めどの子もスコアは
悪くない。2年の時間はあると思う』
ド『エマ、それって！』
フ『待てるよ僕！だから置いてって！』
エ「でも諦めた訳じゃない、2年以内に
必ず戻る。そしてその時、フィル達を
他4つのプラントの子供達を連れて出る」
塀を全員登りきった私達
塀の上を走っていると警報が鳴り始めた
エ「予定より早いな…」
レ「どうする！まだ橋まで遠いぞ！」
エマが指を指した方向
それは崖の向こう側にある森の中
エ「ここから渡る」
レ「渡る？でもあの時ノーマンは…」
『逃げるのは橋からだって誰だって
そう考える。崖からは有り得ないって
だからこそ橋へ行かない。崖から逃げる
危険だけど渡れそうな所はあった』
レ「え……」
ギ「大丈夫。凄く訓練したんだから」
レ「訓練……？」
そう、ドンが崖の向こう側の森の木に
ロープを付ける訓練
それが実行され特訓の成果が出て
ロープは木へと結ばれた
「「「「やったぁ！！」」」」
レ「…まさか」
貴「大丈夫、最初の1人が渡れれば」
ドンはハンガーをロープに通し渡った
結果、行けた
いや、死なれちゃ困るけども
ラ「おーけ！次は俺達！」
トーマとラニがペットボトルに水を溜め
発射すると向こう側の森へと行った
ナ「お先に！レイ！」
ナットも渡り向こう側の森へと着地した
そしてみんな渡り出した
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かっちゃん - ありがとうございます！2弾が始まった時すぐ更新しますねっ！ (2020年3月1日 23時) (
レス) id: aa0046ded3 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです！！２弾が始まってこの先更新されるのを楽しみにしてます！！ (2020年2月2日 22時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2019年12月30日 18時
