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エマはアンナに耳の手当をして
もらっていた
ド「レイ、なんで頬が赤いんだよ？」
レ「気にすんな、紅葉がついたんだ」
ド「はぁ？」
ギ「……今、秋じゃないよレイ……」
溜め息をつくギルダ
訳が分からないドンは首を傾げる
レイはニヤリと笑い私を見た
貴「さ、エマ行こ」
私は無視しエマに話しかけた
エ「うん！さ、みんな逃げるよ！
塀まで走ろう！」
「「「「おうっ！！」」」」
私達は塀に向かって走り出した
ぼーとするレイの手を引いた
貴「レイ、行くよ」
レ「……あぁ」
レイの横を走っていると
レイが私とドンに問いかけた
レ「おいっ、ドン、A
どういう事だ、こいつら
全員知ってんのか？ハウスの正体も
逃げる事も」
ド「おう」
レ「なんで……」
貴「話したの。エマが」
ド「最初に話したのは4人
ナット、アンナ、ラニオン、トーマ
あの時シスターの話を聞かせた」
レ「そんな前から…」
貴「残りの子達は2ヶ月かけて
引き入れたの」
ド「ママは全く気づかなかっただろうな
エマが諦めたフリをして実はみんなに
指示を出てたなんてな」
レ「お前ら…」
そして塀についた
エ「私とナットでまず上がる
その後みんなを引き上げる！」
ド「よし、みんな！訓練通りやれば
大丈夫だ！」
貴「全員、無事で逃げ切るよ！」
「「「「おうっ！！」」」」
レ「あれ……？
これで……全員……？」
全員じゃないんだよ────────
私達は塀に登っていた
レ「…4歳以下がいない！」
エ「4歳以下はここに残す
考えたの、前にレイに言われた事
もう一度！」
あの時、私はフィルと遊んでいた
ギ『フィル……A
医務室に来て欲しいの』
私は握っていたフィルの手を
少しだけ力をいれた
それに気づいたフィルも不思議そうに
私を見ていた
医務室に行くとエマもドンもいた
フ『エマ？』
エ『話があるの、ハウスとママについて』
その言葉にフィルは笑顔をなくした
そして今までの事をフィルに話した
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かっちゃん - ありがとうございます！2弾が始まった時すぐ更新しますねっ！ (2020年3月1日 23時) (
レス) id: aa0046ded3 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです！！２弾が始まってこの先更新されるのを楽しみにしてます！！ (2020年2月2日 22時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2019年12月30日 18時
