33 ページ33
私達は森へと行き、みんなと合流した
貴「お待たせ！みんな！
レイ連れて来た、んで作戦、始めるよ」
「「「「おう！／うん！」」」」
レ「…なんで、」
貴「それはまた後から話すね」
レ「……A、俺の為に髪……」
レイは私が切った髪を手で撫でた
貴「アンナもだけどね！
さっき言ったでしょ？レイの為なら
何だってやるって！」
笑う私にレイは悔しそうな顔をした
レ「悪ぃ…」
貴「…謝んないでよ
それよりさ……」
私は言おうとしたが口を閉じた
レ「？何だよ」
貴「……死ぬ時に、言ったあの言葉…」
『最後にAに言っといてくれ
本人に言いたかったんだけどな
ずっと好きだって伝えといてくれ』
レイは思い出し顔を真っ赤にした
私も真っ赤だと思うけど
貴「…嬉しかったけど…
死のうとしたのは許さないから」
レ「ご、「でも…」…？」
貴「これからは彼氏として
好きな人として私の大事な人として
ちゃんと隣に居てくれるなら……許す」
そう伝えるとレイは目を見開き
顔を真っ赤にしながら近づいてきた
レ「……誓いのやつしとくか？」
貴「…誓いのやつ？？」
指切りかと思い、頷いた瞬間
唇に何かが触れた
貴「んっ……？」
ハッと気づくと目を瞑ったレイが
間近に居た
え、待って…
き、キスされてるんだろうか？今
貴「んむっ!?」
驚いて口を離そうとした時
後頭部に手を抑えられて動けなくなった
貴「んっ……ぁ……」
角度をかえながらキスをしてくるレイ
声が漏れて口を塞ぎたくても出来ない
息が苦しくなり口を開けると
レイの舌が入ってきた
貴「んぅ……！？」
レイの舌から逃げようとしても捕まり
舌と舌が絡まり合う
貴「レ、イッ……んっ」
少しするとレイが離れた
レ「あんましすると体力減るからな
誓いのやつってのはこれだかんな」
貴「っ、長いっ／／／」
幸い夜で暗くみんな話をしてて
気づいていなかった
貴「……馬鹿」
レイから顔を逸らした
レ「……もっかいしていいか？」
貴「私を殺す気か！！
つか逃げられなくなるじゃん！」
レ「大丈夫だ、姫抱きで運ぶ」
ﾊﾟﾁﾝｯと音と同時にエマが来た
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 90人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かっちゃん - ありがとうございます！2弾が始まった時すぐ更新しますねっ！ (2020年3月1日 23時) (
レス) id: aa0046ded3 (このIDを非表示/違反報告)
もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです！！２弾が始まってこの先更新されるのを楽しみにしてます！！ (2020年2月2日 22時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かっちゃん | 作成日時：2019年12月30日 18時
