BAR ページ27
「＿＿あ、ここです」
歩き始めて、10分くらい。
青真君の声で足を止めた先には、隠れ家のようにひっそりとした洒落たBARがあった。
梨地ガラスで店内は見えないけど、危ない場所とかではなさそう。
いや、元々不安を抱いてた訳じゃないんだけど……。
「思ったよりもお洒落でびっくりした」
青真君の横顔に視線を合わせて、笑う。
「ココ、大学の奴から教えてもらって」
�爐悗忰瓩覆鵑董△呂砲�んだ笑顔を見せた青真君。ありがちな心臓の音が鳴る。
それを合図に店内へと入った。
「あら、いらっしゃい」
どこか魅力を感じる素敵なお姉さんに手を引かれて案内される。
従うままにカウンターの席へ座った。
ちょっと緊張してきた。場に合ってないかもしれない。
けど、帰れる雰囲気じゃないし……
「え……」
横目で青真君の顔を伺うと、目はキラキラしていて
子供みたいな表情を浮かべていた。
これから遠足に行く、みたいな……
なんかちょっと引いた気もするけど、気にしない。
「お二人さん、ここの店は初めて？」
注文もしてないのにお酒を作り始める、お姉さんに聞かれた。
「ち、違いますよ！」
なんて顔を真っ赤にして答える。
青真君は�犹椎阿覆�ら�瓩班佞渦辰┐討�た。
「あら？ 残念ながら？」
期待を込めた視線にどうする事も出来ず、二人で顔を林檎色に染めて俯いた。
�狃蕁垢靴い錣諭銑瓩函△�姉さんは一人で騒いでいたけど。
ふと、店内に貼られたものに目をやると��2018年、＊＊街に進出〜！�瓩覆鵑謄妊�デカと書いてあった。
天井近くにも、賞状だとかそんなのがいっぱい。
「あ、の……ここって、今年やり始めたんですか？」
「あらやだ、知らなかったの？ ここは浅草だとかでも有名なチェーン店よ。この街では初進出ね」
自慢気に語るお姉さんは、このお店のママらしい。他に店舗が多いせいで、一人寂しくやっているそうな。
「まあでも、一人は気楽だからね。その代償として寂しさがセットでついてくるけど」
笑い声を上げてから�爐呂い匹Δ勝�特製のカクテルよ�瓩� カウンターに澄んだ薄緑色のカクテルを置いた。
「じゃあ、いただきます」
「はい、どうぞ。ちょっとゴミ捨ててくるから 見張ってて頂戴ね」
お酒を飲む手を止めて、ママさんの言葉に返事をする。
それから、カクテルで喉を潤した。ミントのような匂いと味が広がって、思ったよりもスッキリした後味だった。
今思えば、これを最後に�猊當稔瓩禄�わった気がする。
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神應寺 将輝＠白狐＆雪犬(プロフ) - 自由自在に色変わる＝カメレオン (2018年2月2日 18時) (
レス) id: fc6b8aa6a8 (このIDを非表示/違反報告)
れやーと(プロフ) - 神應寺 将輝＠白狐＆雪犬さん» 毎度毎度コメント有難いです…！ なるほど、その考え方もあるのですね。ちなみに私は、自分に合った色に染まりたいです。期待だとか、夢の色だとか……何かの言葉通りじゃなく、自分自身が表せるような色です。要約すれば 自由自在に色を変化させていくって事ですね。 (2018年2月1日 3時) (レス) id: 560fb3554a (このIDを非表示/違反報告)
神應寺 将輝＠白狐＆雪犬(プロフ) - 何色に染まりたいか。僕は黒だな。孤独の色 (2018年2月1日 0時) (レス) id: 29ea05fe68 (このIDを非表示/違反報告)
神應寺 将輝＠白狐＆雪犬(プロフ) - 応援頑張ります(。・ω・。)ゞ (2018年1月19日 14時) (レス) id: b4c20837f1 (このIDを非表示/違反報告)
れやーと - 神應寺 将輝＠白狐＆雪犬さん» コメントありがとうございます〜！！ちょっとそのお話は自信がなかったんですけど、切ないと言っていただけて何よりです（笑）これからも応援宜しくお願い致します！ (2018年1月17日 18時) (レス) id: 560fb3554a (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ：http:/ 作成日時：2017年12月6日 19時
