「バカ」だなんて【SILK】 ページ14
高校時代 捏造注意
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「バーカ」
君は何回も私に言ったね。
「バーカ」
私も、何回も君に言い返した。
この日常は終わらない。きっといつまでも、続いていくんだ。
「シルクー、教科書忘れたー」
「はぁ？バカじゃねーの？」
またバカって言った。
しょうがないじゃん。バカなんだもん。バカで何が悪いのかね。
「バカですーだ」
私は口をとがらせて言った。
そんなバカばっかり言わなくても良いじゃん。私はシルクが好きなのに、シルクはちっとも気付いてくれやしない。
「教科書貸してよ」
「俺も使うだろ。クラス一緒なんだから」
私とシルクは一緒のクラス。幸運だよね。まあ席は遠いけど。
「シルクのタイプはー」
「元気な子」
元気な子ねー。なんかもっと具体的なものないんですかー。
「あと、俺をちゃんと愛してくれる人」
あれ、これチャンスあるんじゃない？
なんせ私は、高校に入ってから三年間、シルクのことが好きだからね。このまま頑張れば、私にもチャンスはあるかもね。
「お前はないかなー」
シルクが笑いながら言った。
前言撤回。やっぱり無理……かも？
私はため息をついて自分の席に戻る。
「気づけよバカ……」
シルクがそんなことを呟いてたなんて、私は全然知らない。
「ねえシルク」
放課後の屋上。私はシルクに、想いを告げた。
「好きです。付き合って下さい」
ひねった告白なんて、シルクには通じないよね。真っ直ぐに、自分の想いを伝えなきゃ。
「バーカ」
シルクはいつもの表情で言った。
あー、やっぱフラれるかー。分かってた。でも伝えずにはいられなかった。それぐらいシルクが好きだから。
「俺も好き」
「＿＿＿＿＿＿えっ？」
私は驚いた。
「ずっと好きだったんだよ。だから、俺と付き合って？」
「＿＿＿喜んで」
想いを伝えなかった、私はバカ。
想いを隠してた、シルクもバカ。
お互いバカなんだから、「バカ」だなんて、言えないよねぇ？
「好きだバカ」
「私もだよ、バーカ」
言わない、なんて、無理そうだね。
この日常は終わらない。きっといつまでも、続いていくんだ。
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話がまとまってなくて申し訳ない……orz
次回までには精進いたします！！
桜花でしたー。 アデュー！！
御神 桜花
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ビスコ(プロフ) - 参加したいです！ (2019年1月7日 14時) (
レス) id: 251e52ea6f (このIDを非表示/違反報告)
れやーと - きなこもち。さん» お久しぶりと言いたい所なのですが、記憶の欠片がどこかに落ちちゃったようでっ…！！！(ごめんなさい。もしかして消しちゃった作品とかにコメントしましたか…？？) 募集は終了しましたが、一応参加したい方はコメ欄に！と書かさせて頂いております。良ければどうぞ！ (2017年12月9日 20時) (レス) id: 560fb3554a (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち。(プロフ) - どうもです！れやーとさんは覚えているか分からないですけど…如月梦です…もう募集終了しちゃいましたよね？^-^; (2017年12月7日 16時) (携帯から) (レス) id: 8d2e0e99a1 (このIDを非表示/違反報告)
れやーと - ヨッシーさん» 初めまして、お祝いと共にコメントありがとうございます！続編もありますので、そちらでも順位を上げれたらなぁと思っています…！ (2017年11月24日 22時) (レス) id: 560fb3554a (このIDを非表示/違反報告)
れやーと - みぃさん» 私の中では、過去最高となっています！！（笑）みぃ様も立派な編集者様ですし、どうぞ胸を張って言ってください(●´ω｀●)続編ももうすぐ作りますね！ (2017年11月24日 22時) (レス) id: 560fb3554a (このIDを非表示/違反報告)
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