Σ可愛さ要注意！？俺の…可愛い愛猫【剣城京介】 (ページ10)

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愛猫 10 ページ10

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剣城『お、おい！ちょっと...待て！』

俺の言葉など、聞く様子もなく
二人は、勝手に廊下を突き進み歩いて行った

白竜『そう言えば、不動監督来月試合』
『確か、ありましたよね？』

不動『あぁ、聖陵学園って...ところとな、』

不動さんが、リビングのドアを開け中に
入ろうとした時だった

俺は、後ろから叫びながら前に歩く二人に
必死に手を、伸ばしたが…

剣城『あ"ーっ！そこはっっっー！？』

__ 無情にも...届かず...中に入ってしまった

ガチャ！

白竜『そうなんですか、じゃ... 』

ダダダダダダッー！

バッ！
『にゃーん♪ 』

白竜『なっ...！？』

突然、ドアを開けた瞬間__

行き成り、彼女が大きなジャンプをして

白竜の顔めがけて…飛び込んで来た

不動『//うわぁ、な...何だ！？』

白竜『・・・』

驚く不動さんに対して、白竜は無言のまま

その場に、固まり…立ち往生していた

・

・

・

白竜『・・・おい、剣城』

『コレは、一体・・・何なんだ？』
((イラッ！

白竜の顔面をピッタリと覆い被さり
白竜の長い眉毛だけが、

ピクピクと、シワを寄せて…動かしていた
声だけで、分かる…この機嫌の悪い状況

不動さんが、見えない白竜に対し
今、へばりついているモノを…説明し始めた

不動『あ～、アレだな... 』

『......黒猫って、ヤツだな？』

剣城『えっ...？』

__ 黒猫...？？？

俺は、思わず…不動さんの言葉を確認しながら
白竜に、ぶら下がっている

ふわふわの柔らかい尻尾を掴んだ

そこには、あの小さな黒い子猫が
白竜の顔にへばりついていた

俺は、何のためらいもなく

その子猫を…ムズッと、鷲掴みし…

無理矢理、白竜の顔から剥がした

『ニャッ！！？』

バリバリバリバリ！

白竜『！？Σぎゃあああああッー！！』

ビクッ！
不動『Σ！？』

剣城『...あっ、悪りぃ爪、出したか？』

白竜の悲鳴に、体をビクつかせる不動さん

無惨にも…白竜の顔は…

子猫の爪にひっかかれ

傷跡が、痛々しいくも…残っていた…