Σ可愛さ要注意！？俺の…可愛い愛猫【剣城京介】 (ページ4)

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愛猫 04 ページ4

*

艶のある桜色の唇が、俺に向けて……

ゆっくりと、途切れながら…言葉を話す

『きょう…しゅけ…？』

「そう、京介…はぁ」

もう、このやり取りが…かれこれ10分ぐらい
----------- 続いているだろうか

俺は諦めて、彼女に背を向けた時だった

「もう、いい…言葉が分からな__ 」

『 …A』

「えっ…？」

『…名前、A…』

俺は、驚き…後ろを振り向いた
彼女は、俺の背中の服を引っ張りながら

大きな瞳を、緩ませ…小さく答えた

「…A…？」

『ニコッ』

彼女は、優しく微笑みながら
俺を見つめていたが ---------

突然、動きが落ち着きがなくなりモジモジし始めた

『///… 』

ハッ！
「Σも、もしかしてぇぇ！トイレかー！？」

俺は急いで、彼女の手を掴み
廊下にあるトイレに連れ込んだ

そして彼女を素早く、暖かい便座に座らせた

ストン！
『？』

「//そこに、座ってトイレするんだ」
「そのうち座っていれば...自然と//出る」

俺は、彼女を見ない様に背中を向け
慌ててトイレから出ようと…した時だった

『にゃん♪ 』

行き成り、機嫌の良い声が聞こえてきた

この声かすると、用がすんだらしい・・・

「終わったら、そこの紙で…… 」

ガラガラガラガラ！

『にゃっ♪』←※爪出してペーパー回してる。

「Σうわぁあああー！？」

「トイレットペーパーで遊ぶんじゃねぇー！」

「全部、出すなぁああああー！！」((汗！

__ あぁ、俺って…とんでもねぇモノ

拾ってきて……しまったのか…？

・

・

・

「ほら…」

「あーんだよ、口開け」

パクッ!
『 ♪ 』←モグモグ。

「はぁ…」

俺は軽く朝飯を作って、彼女に食べさせていた

何故…？かって
見れば、分かるだろ…

はぁ…

食べ方が、分からないんだよ
だから俺が彼女に、食べさせている

彼女は美味しそうに、ニコニコして
頬張りながら御飯を食べていた

__ 俺、朝から何やってんだ…？

今日、土曜日で学校休みだったのが

------- 本当、良かったぜ…

じゃなかったら…大変な事になっていた

［ピンポーン ♪ ］

ビクッ！
「！？」

ピクッ！
『？』

突然のチャイムに
彼女は、耳をピクピクして

後ろを向いた瞬間、猛ダッシュで玄関に行った

「Σちょっ！ちょっと、待てぇwwー！？」

「何処に、行くんだぁあああー！？」((汗！

俺は、箸にウインナーを挟んだまま

虚しくも……彼女に叫んでいた