Σ可愛さ要注意！？俺の…可愛い愛猫【剣城京介】 (ページ27)

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淡雪の天使５ページ27

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確か…俺は昨夜、
黒い子猫を、拾ってきた筈だが…

その子猫の姿は…何処にも…居なかった

__ だだ、見知らぬ少女が…俺の前に居た

認めたくないが、この少女は…
普通の少女では、なかった

明らかに、頭とお尻から
不自然なモノが…生えていた

いわゆる…耳と尻尾って…ヤツだ

__ 考えたくないが…

この女の子が ------ 子猫なのか…？

コト…

『…ミルク、飲むか？』

俺は、コップに入った温かいミルクを
彼女の前に差し出した

俺の手から…コップを受け取り
彼女は、静かに一口…飲んだ

『…//っ』

突然、彼女の体がビクつき
直ぐに、小さな舌を出した

その小さな舌は、赤く染まり
その仕草から、舌が火傷したのだと気付いた

『おい、大丈夫か！？』

俺は直ぐに、彼女からコップを奪い取り
テーブルに置いた

『…悪かった、熱かったか…？』

俺は、心配した顔で彼女の顔を覗き込んだ
大きな瞳が…緩み涙目になっていた

『どれ、見せてみろ… 』

彼女は、俺を見つめ…小さな舌を出した

『赤くなっているな、大丈夫か…？』

『……大…丈夫。』

俺の質問に、答えるかの様に…

彼女は…透き通る声で…小さく呟いた