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伊野尾side
雄也「なんかあったら呼んでね?なんも気にしないでいいからね?」
『わかってる、大丈夫』
『明日は学校お休みするんだよね?』
雄也「うん。本人は行きたがると思うけど……パニック起こしちゃうだろうし、たぶん…」
「……切り替えられなくなっちゃうからね。」
『わかった。んじゃ、おやすみなさい』
さっきまで真剣な顔をしていたかと思えば、
あくびをしながら「おやすみ」と言って部屋を出ていく雄也。
明日……というか今日は6時起きらしいし、
もっと早く変わればよかったな。
『ふぁぁ…俺も眠い、』
涼介が寝ているベッドのすぐ横に設置した簡易ベッドに寝転ぶ。
自分の部屋のベッドよりだいぶ硬いけど、
俺は結構好き。
思ったよりすぐ眠気が襲ってきて、眠りに落ちた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
__翌日の朝
『……んん、…』
少し涼しい空気の中、遠くでなった雷の音で目が覚めた。
起きて数秒ぼーっとした後
涼介の存在を思い出して、昨日彼が眠っていたベッドを見れば
『、え…いないじゃん……』
タオルケットもなく、枕が乗っているだけ。
まさか、学校行った?
いや、そんなはずない。
まだ5時半だし、リビングには光がいるはずだから家を出て行くことはできないはず。
てか涼介に掛けてたタオルケットはどこやった?
生存確認とタオルケットの行方を追うべく、とりあえず起きよう。
まだ夏でいてほしいのに、
朝は少し寒くて鳥肌が立つ。
まだぼんやりとする目をこすりながらリビングへと
足をすすめた。
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Rio(プロフ) - お話大好きです!続き楽しみにしてます!! (2023年1月2日 15時) (レス) @page26 id: 9d6c92ab72 (このIDを非表示/違反報告)
めいめい(プロフ) - 楽しく読ませて貰ってます!続きが見たいです! (2022年7月8日 12時) (レス) @page26 id: 3da430cefd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いのきんぐ | 作成日時:2021年8月29日 22時