五粒 ページ7
霜「……で、A。
その、仕事っていうのはどういう事をやってるんだ？」
『ブラック本丸の審神者を裁くのが、私の仕事。』
鶯「裁く？捕まえるのではないのか？」
うぐ兄様の言葉に首を振って、今度は骸が説明をする。
骸「お嬢は依頼を受けて、ブラック本丸の審神者を始末するのが仕事なの！」
霜「！？で、でも、ブラック本丸の審神者は政府に捕まって牢屋に入れられるんじゃ…？」
骸「本来ならね？
でも、お嬢が捕まえる審神者はどのみち殺されるからねぇ。」
『……』ｺｸﾘ
霜「というと……」
骸「審神者はお嬢が捕まえた後に政府で始末してたんだけど、お嬢が殺した方が早いって事になったらしくて、それからはずっとお嬢が始末してる。
政府も汚いよねぇ。」
骸は主の首に巻き付いてケタケタと笑う。
そんな骸が少し怖かったのか、はたまた内容が内容だったからか、主の頬に冷や汗が伝っている。
対するうぐ兄様は悲しそうな表情をしていて、私を優しく抱きしめた。
『……？』
鶯「……怖かったな。
だがもう大丈夫だ。
此処にいれば、もう怖い思いもしなくて済むから。」
『……大丈夫だよ、うぐ兄様。
私は怖くなかったから。
……主、私はこれから仕事なので行ってきても良いですか？』
未だに悲しげに私を見つめるうぐ兄様からゆっくり離れて、主に問う。
すると、主は自分もついてきても良いかと聞いてきた。
断る理由も特にないので、私は黙って頷いた。
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紅キ霧雨 - 騎月ナイトさん» 初めまして！読んでいただきありがとうございます！仰る通り、地獄少女ネタを混ぜております！ 亀更新ですが、今後も宜しくお願いします！ (2018年5月10日 5時) (
レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
騎月ナイト(プロフ) - こんばんわ。 作品読ませてもらいました、此れって地獄少女混じってますよね？ 続き楽しみです (2018年5月10日 0時) (レス) id: f12f4fb556 (このIDを非表示/違反報告)
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