二重人格女子×俺様男子【名前変換オリジナル】

〜30話〜 ページ34

A『はぁ…』

言いたい放題言ったからなのか分からないが、とても疲れた。

思い出したくない記憶。

オレが、こんな性格になった理由だ。

本当は、こんな性格になんて、なりたくもなかったのに。

一滴の水が、頬を伝った。

看護師『Aさん…目を覚まされたのですね…！大丈夫ですか…？』

A『……はい…｡』

大丈夫と言っていいのか分からないが、一応はいと言っておく。

そういえば…

A『私、何日位寝込んでました…？』

看護師『う〜ん…何日…4､5日位は…寝込んでたかしらね…？それに…』

げ、マジか。

看護師『とある男の子がね、救急車を呼んでくれたり、毎日毎日学校が終わったら、それに今日は休日だから朝早くから此処へ来て、ずっと貴方の側に居たのよ。』

え…？

看護師『凄いわねぇ…女の子も来たけれど、その子程では無かったから…こんなに人を思ってるくれてる人、そうそう居ないわよ…？』

嘘…だろ……？

なんで…？

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