東方霊々夢

霊々夢４(前編)＆(後編) ページ9

キィィィィイイイイイ！

霊夢「でかすぎでしょ！」

魔理沙「お前も駄々こねるんじゃないぜ！」

魔理沙「スペルッ」

魔理沙「魔砲『ファイナルスパーク！』」

魔理沙「あ・・・・」

ゴォォォォオオオオ！

魔理沙「え・・・」

「油断大敵ね」

「魔法使いさん♪」

魔理沙「ゆ・・・・幽香！？」

幽香「あら・・・私だけじゃないわ」

「スペルカード・・・」

ゴォッ！

魔理沙「ッ！？」

霊夢「！？」

廃線
　 「ぶらり廃駅下車の旅」

紫「スペル・・・結界」

紫「魅力的な四重結界」

魔理沙「ははッあの隙間妖怪・・・」

幽香「時間稼ぎも苦肉の策ってところね」

幽香「あと、私も参戦してもらうけど」

幽香「足引っ張ったらころすわよ？」

魔理沙「(やべえ・・・私ピンチかも)」

＿＿

霊夢「紫・・・・・」

紫「・・・・」



霊夢「紫！？」

紫「ハァ ハァ」

紫「ふふ・・・年は取りたくないわね」

紫「ここ数年でだいぶ力を失ったわ・・・・」

紫「今じゃ・・・ちょっと力を使っただけでこの有様・・・眠くてしょうがないわ」

紫「(結局こうなるのね・・・なら)」

紫「どうしても・・・行くのね」

紫「ならあなたに伝えたいことがあるの」

紫「あの娘(ルーミア)の闇はね・・・一人の人間・・・」

紫「貴女の前の代の博麗の巫女のものだったのよ」

紫「あの娘は・・・人を愛してしまったがゆえに人を喰わずについには餓死寸前に追い込まれたわ」

紫「たとえその時の彼女のためとはいえ人間を無理に食べさせれば・・・」

紫「人間を愛してしまった彼女は・・・」

紫「自らの死を選ぶでしょうね」

霊夢「・・・・」

紫「そして親友だった巫女は最善の策をとったわ」

霊夢「最善の策？」

紫「彼女を極限まで追いつめて・・・自分を食べさせたのよ」

霊夢「！？」

紫「彼女(ルーミア)は人食い妖怪というよりも人の闇を糧(かて)に生きる妖怪」

ひとつ前の夢想天生は自分の中に沈むの闇を自分の力に変換する技だったわ

紫「そう・・・彼女はルーミアにとって一生分のエネルギーになる最高の食材だったわ・・・」

霊夢「ッ！？」

紫「そうだとしても・・・」

紫「・・・・」

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