検索窓
今日:1 hit、昨日:34 hit、合計:7,569 hit

三 えぇ…? ページ4

まずは物音を鳴らすことにした。


コンコン、と扉を鳴らし、私は軍刀を抜く必要すらもなかった…


犯人は近くを見渡し、扉の前に来た。


『そこだ__っ!』


刹那_私が扉を開くと、爆弾魔の身体からは人体が鳴らしてはいけない音がした。



バキ…ゴリ_ゴリッ


爆弾魔は扉に磔にされ、壁にめり込んでいる。


私は爆弾を窓から出し、軍刀を突き刺した。


『っ………やっちゃった…』


「えぇ…?」


本当に大丈夫だっただろうか…犯人の顔を見ると滅茶苦茶折れてそうだ…


「あっ…怪力の異能か!?」


私でも何が何だか分からない…こんな異能あったっけ?


『違いますよ…多分』


「多分!?!?」


その後国木田さんと太宰さんはヒソヒソと話し合っていた。


「お前何処から連れて来たんだ…?この新人物騒だな…」


「国木田君には話して無かったか…彼女は政府に保護されていた所を私達が引き取った。」


『私より何千倍も貴方達の方が物騒だと思うんですが…』


「おやおや…名前は?」


『AAです。歳は十六歳です!よろしくお願いします!』


「私は与謝野晶子…怪我したら何時でも云ってくれ!」


「僕は谷崎潤一郎。宜しくね!」


「俺は国木田独歩…この唐変木の様にだけにはなるなよ」


「あれ…?乱歩さんと賢治くんは非番?「乱歩さん達は仕事をしている…お前も仕事をしろっ!!」」


うわぁ…そう云えばこの人前職でも今の職でも仕事して無いのか…


そうして頭をグリグリされている太宰さんを引き気味に見つめた。


「そんな目で見ないでA…なんか傷付く…」


『妥当です…太宰さん未だに仕事をして無いんですか?』


「う〜…そんな子に育てた覚えは無いよ〜」


「 育" て" た" ?" 」


国木田さんが背負い投げかバックドロップの体制に入った。


『あ〜…なんか新たな誤解産みましたね…「まって"…た"す"けっっっ!」』


「はぁ…もうあの日から八年だっけ…」


「八年?んじゃ八歳から友達なんですか?」


谷崎さんが首を傾げ、私達に問う。


うわぁ…首筋国宝…‪(ᯅ̈ )


『まぁ…そう云う事になりますね』


「昔の太宰さんってどんな感じの人でしたか?」


「ふん…どうせ今と変わらないだろう」


『……心中する人では無かった…筈、でも自 殺趣向者なのは相変わらずでした…』


「え"…心中しないんだ…以外「以外って何!?以外って!」」


「じゃあ前職は何だったんだ?」

四 初任務→←二 素敵帽子低身長マフィア



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黎明 | 作成日時:2023年9月22日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。