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THE SECRET STORY_answer...?_ ページ21
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JN「結婚おめでとう、A」
『ありがとう、ジン…』
JN「本当に綺麗だよまったく…」
困ったように笑う幼馴染み。
私は今日、ジョングクと結婚してチョンAになる。
彼とは色々な事があったけれど、私達なりの幸せの形が出来た。
JN「ねぇ、最後にハグしていい?」
『人妻にいい度胸ね』
そういいながら、両手を広げる。
JN「やー!A〜!幸せになれよ〜!」
ぎゅっと抱きしめられ、ほんの少しだけ懐かしい気分になった。
『…あれ?ジン、手のひらに何書いてるの?』
少しだけ見えた黒い文字。
『1001?なんのメモ?これ』
JN「…幸せになってね、必ず」
1000の文字に二重線が引かれ、1001と書かれた油性ペンの文字。
その問いには答えずに、ジンは去って行った。
「チョンさん、時間です」
ふわりと香る、マーガレットの香り。
この香りは、ジンがよくつける香水の匂いだった。
涙がいつの間にか零れ、頭の中でピアノの音が鳴り響いた気がした。
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作者名:茜夏 | 作成日時:2018年4月14日 17時