最終選別 ページ12
Noside
｢じゃあ話し合いはこれくらいにして.....今日は皆に新しい柱を紹介したいと思う。｣
お館様の静かな声が、屋敷中に通る。
｢実弥、入っておいで。｣
どんな奴が来るかと様々な想像をしていた柱達だったが、誰の想像も当たることは無かった。それも当然と言えば当然である。誰がこんな傷だらけの荒々しい風貌を想像するだろうか？
｢彼が、今度から風柱として皆と一緒に戦うことになる、不死川実弥だよ。仲良くしてね、私の可愛い子供達。｣
実弥は、その風貌に似合わず、柱に向かって丁寧にお辞儀をした。
夢主side
『今日柱合会議かぁ。師範柱になってるのかなぁ。』
正確に言うと、『今日』はもう終わりつつある時間帯である。昼に寝て夜に起きるという生活をしている為、このような言い方になっているのだ。
手鬼は狩らないようにしておこう。あれは炭治郎が斬ってこそ意味があるんだから。
｢うわぁぁぁ！！｣
そんなことを考えていた私の耳に、誰かの悲鳴が届いた。
『ん、あっちに鬼さん出たのかな？』
声のした方へ移動すると、選別が始まる前に私を笑っていた人が襲われかけていた。
『.....あんまいい気はしないんだけど。そんなこと言ってらんないよね。』
ザクッと鬼の腕を切る。
｢お、おい、あんた何考えてんだ！？死ぬぞ！？｣
『そんなこと言ってるようじゃあ鬼殺隊にはなれないですよ？』
鬼の攻撃を避けてから、呼吸を整える。
『風の呼吸、陸ノ型。黒風烟嵐。』
下から上へ向かって、斬りつけるように頸を狩る。
『これで、私を笑ったのは無しにしてあげます。お互い頑張りましょう。』
呆然としている相手にニコッと微笑み、私はその場を移動した。
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lynx(プロフ) - たかめいさん» コメントありがとうございます！全部好みだなんて.......嬉しいです(*´ω｀*)これからも頑張ります！ (2020年5月5日 17時) (
レス) id: 5f710f9da6 (このIDを非表示/違反報告)
たかめい(プロフ) - このお話大好きです！キャラの設定から何から全部好みでもう感激です！これからも更新頑張ってください！応援してます！(*^^*) (2020年5月5日 16時) (レス) id: 651a3f3b57 (このIDを非表示/違反報告)
lynx(プロフ) - 蓮莉☆〜（ゝ。∂）さん» 初コメ嬉しいです......！面白いと言っていただき光栄です！これからも頑張ります！ (2020年5月5日 16時) (レス) id: 5f710f9da6 (このIDを非表示/違反報告)
蓮莉☆〜（ゝ。∂） - このお話面白いです！更新頑張ってください！ (2020年5月5日 15時) (レス) id: 4e2f990c90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lynx | 作成日時：2020年4月13日 17時
