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...そして、放課後。
いつものように用意をして...
「 優香〜、帰... 」
『 A先輩っ、 』
「 ぎゃあ!! 」
後ろから抱きしめられた。
...やっぱわたしの驚き方は可愛くないな
後ろを見ると想像どうり、
「 ひ、ひらのくん... 」
紫耀「 僕の名前!覚えてくれたんですか? 」
「 う、うん...大ちゃんに教えて貰って... 」
紫耀「 大ちゃん? 」
「 あ、西畑大吾。平野くんも知ってるでしょ? 」
大吾「 呼んだー? 」
「 呼んでなーい 」
紫耀「 大ちゃんやー 」
大吾「 おー紫耀ー昨日ぶりー 」
紫耀「 やっほー 」
「 昨日会ったんだ 」
大吾「 遊んでん 」
「 何回か話したことある、って言ってたけどめちゃくちゃ仲良いじゃん 」
大吾「 お前と違って友達多いからな 」
「 ドヤ顔しないでくれる? 」
大吾「 ほら、俺どや顔でもカッコええやろ 」
「 ......... 」
大吾「 なんか言えや!! 」
そんないつもどおりのやり取りをしてたら、
「 ぐえっ、 」
お腹に回された腕の力が強くなった。
「 ひ、平野くん苦し... 」
紫耀「 大ちゃん!! 」
大吾「 んお? 」
え、無視?わたしのことなんて無視ですか?
紫耀「 僕の先輩なんやから!取らんといてよねー! 」
...なにそれ。
大吾「 なんや、ヤキモチか 」
紫耀「 そうやけど!! 」
大吾「 おーおー、逆ギレすんなよ。...こんなに愛されて幸せですねー.....って、A? 」
思わず俯いたわたしの顔をのぞき込む大ちゃん。
やば、今見られたら...!
大吾「 ...顔真っ赤やんけ 」
一応平野くんには聞こえないようにしてくれたのか小声でそう呟いた。
大吾「 .....安心せえ、紫耀! 」
紫耀「 え? 」
大吾「 もしこの世にこいつとゴリラしかおらんようになったって、俺はこいつを選ばん! 」
「 ...失礼じゃない、それ? 」
大吾「 そんぐらいありえへんってことやから、大丈夫 」
紫耀「 んうー...それならいいけど... 」
大吾「 で、何の用やねん 」
紫耀「 ああ、そうそう!先輩、一緒に帰りましょ! 」
抱きしめる腕を解いてわたしを見る平野くん。
...てか、
「「 ...最初に言え 」」
紫耀「 んもう!!大ちゃんとハモらんといてー! 」
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たくさんの評価、高い順位ありがとうございます...!!
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yura(プロフ) - 続きがみたいです!! (2018年12月10日 22時) (レス) id: 1b1dce2a99 (このIDを非表示/違反報告)
くるみるく(プロフ) - 紫耀くん可愛すぎです!!更新待ってます( ̄∇ ̄*)ゞ (2018年1月4日 23時) (レス) id: a029a20595 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - この作品 、だいすきです っ ! しょーくんにキュンキュンして 、のんちゃんにもキュンキュンして…とても面白い作品です! (2017年11月26日 11時) (レス) id: 768d4f33fb (このIDを非表示/違反報告)
. あか(プロフ) - ひらさん» 続き、どうなるんでしょうね…笑 頑張ります( ´艸`) (2017年10月27日 20時) (レス) id: f3f81c6995 (このIDを非表示/違反報告)
ひら - 続き楽しみです。頑張ってください! (2017年10月27日 18時) (レス) id: 4a13363843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:. あか | 作成日時:2017年10月7日 23時