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『 好きやで、 』
...だれ?
『 お前以外いらん 』
待って、顔が良く見えない...
『 ほら、おいで 』
いま、行くから...
『 ...おい、 』
.....ん?
『 起きろ、ボケ!!!! 』
「 ふぁいっ!? 」
怒鳴り声が聞こえてガバッと起き上がる。と、
廉「 ...おそい 」
「 ...あれ、廉? 」
今のは...夢?
なんだ...
...それより、廉がコンビニ行った後どうしたんだっけ?
廉「 もう朝やで? 」
「 ...へ!? 」
部屋のドアの前で仁王立ちの廉は既に制服を着終えている。
.........ちょっと待って?
わたしの部屋、こんなのだっけ?
こんなに黒で統一してない...
わたしの部屋、白だし...
.....てことは
「 廉の、部屋...? 」
廉「 よーく眠れましたか? 」
にっこり笑顔の廉だけど、目が笑ってない。
「 や、ごめん... 」
廉「 帰ってきたらグースカ寝てるし 」
「 .....でも寝かしてくれたんだ!! 」
廉「 ...はあ!? 」
「 ありがとねー、廉!! 」
廉「 ちょ、うざい! 」
廉の髪をぐしゃぐしゃ撫でる。
うざいだなんだ言ってるけど顔は赤い。
さすが、
「 ツンデレんれんだ...! 」
廉「 それやめろって!! 」
「 なんでよ、大ちゃんが付けてくれたんじゃん 」
廉「 大吾め... 」
大ちゃんは良くうちに連れてくるから、廉とはもうすっかり顔馴染み。
廉「 ...で、寝起きで悪いんやけど、 」
「 え? 」
廉「 彼氏のお迎えでーす 」
「 は?かれ... 」
『 せんぱーい、おはようございますー 』
廉の背後から出てきたのは...
「 しょ、紫耀くん!? 」
昨日知り合ったばかりの後輩。
廉「 姉ちゃん、はよ準備せえよ 」
呆れたようにそう言って、階段を降りていった廉。
紫耀「 弟くん、イケメンですねー 」
「 まあ、見た目はね... 」
中身はポンコツだけど、ね。
「 あの、なんでうちに...? 」
紫耀「 迎えに来ました! 」
「 じゃあ、用意するから... 」
紫耀「 制服だしいいんじゃないですか? 」
「 そ、そういう問題じゃないの!! 」
紫耀くんを部屋の外に追い出す。
...朝から疲れた。
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yura(プロフ) - 続きがみたいです!! (2018年12月10日 22時) (レス) id: 1b1dce2a99 (このIDを非表示/違反報告)
くるみるく(プロフ) - 紫耀くん可愛すぎです!!更新待ってます( ̄∇ ̄*)ゞ (2018年1月4日 23時) (レス) id: a029a20595 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - この作品 、だいすきです っ ! しょーくんにキュンキュンして 、のんちゃんにもキュンキュンして…とても面白い作品です! (2017年11月26日 11時) (レス) id: 768d4f33fb (このIDを非表示/違反報告)
. あか(プロフ) - ひらさん» 続き、どうなるんでしょうね…笑 頑張ります( ´艸`) (2017年10月27日 20時) (レス) id: f3f81c6995 (このIDを非表示/違反報告)
ひら - 続き楽しみです。頑張ってください! (2017年10月27日 18時) (レス) id: 4a13363843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:. あか | 作成日時:2017年10月7日 23時