＿＿BlueRaven＿＿2

第五十五羽　貴方side ページ9

貴)はいるよ。

カルロ)ああ。
どうだった？

貴)どうって特になにもなかったよ。

カ)そうか

貴)しばらくは、何もないみたいだから、こっちにいる。
仕事もやる。

カ)いや、仕事は良いよ。
疲れてるだろう、少し休め。

貴)じゃあ、アンディたちはどうなんだよ。

カ)アイツらは別だ。
教師であるお前のほうが疲れてるだろ。

貴)疲れてなんかない。

カ)うそはつかないほうがいい。

貴)〜ッ
あーもうわかった！一日は休む！

カ)ん。

ーー

貴)ふう・・・

折角の休み…どう過ごそう？

ガチャ、カチャカチャ…

聖十字騎士団のコートを脱ぎ、武器を降ろす。

貴)何しよう…

折角だから、武器の手入れでもしようか。

貴)・・・

取りあえず、磨いてみたりしてみる。

貴)・・・暇だ。

出かけようかな。

ドアを開けて、誰かいないか、捜しに行く。

取りあえず、隣の部屋のアンディ。

こんこん。

貴)アンディ？

ガチャ

ア)どうしたの？
休みじゃなかった？

貴)なんか暇でさ…(苦笑

ア)そっか。

貴)少し、出かけない？

ア)！・・・いいよ。

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