＿＿BlueRaven＿＿2

第五十四羽　アンディside ページ8

仕事は終わり、本部に戻った。

貴)ごめんな、迷惑かけて。

ア)なにいってんの。
別にいいよ。迷惑じゃないし。

ウォ)お前もさ、たまには人を頼ることをしなきゃダメなんだよ。

貴)・・・

ア)それで、体調は本当に大丈夫なの？

貴)まぁ、多分。
・・・そういえばウォルター、体調は？

ウォ)ああ、全然大丈夫だよ。
お前のおかげだ。

貴)そか、ならいい。

コ)！A！

貴)あ…コニー…

コ)大丈夫だった？暴走は…してないわね。

貴)うん、大丈夫。
コニーは心配し過ぎ…
なにもなかったから。普通だったよ。

ア)なにいって…んぐ

ウォルターに口を押えられた。

ウォ)しーッ
言わなくていいよ。

ア)なんでさ！

ウォ)Aは、Aなりに心配かけたくないって頑張ってんだよ。
ちゃんと、あとで伝えとくから。

ア)・・・
僕から話すよ。

ウォ)わかった＾＾

＿＿＿＿

ア)コニー。

コ)なに？

ア)あのさ、Aなんだけど…

コ)わかってるわよ。

ア)え？

コ)何かあったんでしょ？
・・・力の使い過ぎで。

ア)なんで…

コ)あの子みてればわかるわよ。
アンディも、Aが好きならそれくらいわかるようになりなさい♪

ア)は！？

コ)〜♪

るんるん、とコニーはどこかへ去って行った。

なんでこんなにばれてるんだ？

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