＿＿BlueRaven＿＿2 (ページ17)

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第六十二羽ページ17

ア)となり、いい？

貴)ああ、いいよ。

ということで隣はアンディ。

その隣が、竜士。

竜)今回はどういう件で行くんですか？

貴)京都支部が、襲われ、負傷者が出たらしい。
医工騎士不足だからな。その手伝いだ。

竜)げッ…
京都支部…ですか…

貴)何かあるのか？

竜)いや…そこ…俺の実家なんです…

貴)すごいな…
京都支部が実家なんて！

志)僕と子猫さんもなんよ

貴)へえ…
廉造と子猫もか…楽しみになってきた(ﾆｺ

竜)！//…期待せんといてください。
大した家じゃないですよ。

貴)でも、家族がケガしてるんだから、心配だろ？

竜)まあ・・・

貴)それに久しぶりに会うんだ。
ちゃんとあいさつしてこい。

竜)はい。

貴)んー…まだかなりかかるし、寝ようかな。

ア)また？

貴)いいじゃん、休めるときに休んでおかなきゃ。

ア)そうだね。
僕は本でも読もうかな。

貴)うん。

＿＿アンディside

ア)もう寝てる…

トントン、と勝呂の肩をたたく。

勝)？なんや？

そしてAを指さす。

勝)せやから、なんやねん。

ア)君にこれが、起こせる？

Aはすごく気持ちよさそうに寝ている。

勝)・・・無理やな。

ア)でしょ？
だから今日起こせなかったんだよ。

勝)なるほど…納得やわ。
すまん。

ア)分かってくれればいいよ。

貴)んぅ…ｸｼｭﾝッ

竜)？寒いんか？

ア)寝てるけど…

竜)これ、かしたるわ。

エアコン効いとるしなぁ…と勝呂がAに自分の来ていたカーディガンをかけた。

いつもなら僕のコートをかけてあげるところだけど…

あの赤いコートは出しちゃいけない。

あくまで僕は、エクスワイア。