＿＿BlueRaven＿＿2

第六十一羽 ページ16

貴)ごめん！

ア)遅いよ…

ウォ)行くぞ、いそがねぇとやべぇ。

貴)ほんとにごめん…

ア)もういいから行くよ！

ぎゅッ

とアンディがあたしのてをとり走り出した。

貴)あ、ああ！

なんかわからないけど、くすぐったい気持ちになった。
＿＿＿＿

ウォ)セーフ！

勝)やないわ！

貴)わ、わるいのはあたしなんだ！
寝坊しちゃったんだよ…

勝)あ…そうなんですか。
ほんならだれかおこしたったらええのに。

ア)…あんなの起こせるか。(ﾎﾞｿ

廉)？なんか言った？

ア)いや、別に。

廉)そうですか？
まぁ、坊もカッカせず…

勝)してへんわ！

貴)ケンカすんな！
…いや原因はあたしなんだけど…

廉)あ、いや、ええんです、すみません

雪)そろそろ出発しますよ。

貴)あ…ごめん雪男

雪)大丈夫です。

貴)教師のあたしが遅れてわるかった！
取りあえず、みんな乗れ！

全)はい！

＿車内＿

シュ)やっっとそろったな。

貴)遅れてしまい、すみません。
すべてあたしの責任です。

シュ)ん、お前も座れ。

貴)(ｺｸ)

シュ)そろそろ出発する。
せきの指定は特にしない。

全)はい

あたしは取りあえず空いてた席に座った。

隣は…だれだ？

まぁ、誰でもいいけど。

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