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別に部活を辞めたいわけじゃない。
、はず。
写真を撮るのは好きだ。
これに嘘はない。
と、思う。
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心の中で必死にレンズが暗く感じた要因を探してみるけど、一向に見つからない。
むしろ、自分を言い聞かせてしまうような思考になって益々億劫になる。
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"億劫になる…？”
やっぱり俺、
写真を撮るのが嫌いになってる…？
ああ、違う、違う。。
今の"億劫”は原因を突き止めることに対するもので…
ん？
…あー、わけわっかんねぇ。
俺の頓珍漢な頭じゃ 何が言いたいのか
何を考えてんのか…
頭の中を色んな言葉がグルグル回る。
目の前はなんもねぇクセに目が回ってくる…
そうともしている間に、いつの間にか放課後になっていた。
気がつけば教室には殆ど人がいない。
「さーとしっ」
「うわっ！！」
後ろからポンッと方を叩かれ、思わず大きな声をあげてしまった。
「あ、わりぃわりぃ…」
「…」
岡田っち…
「…智？」
「…っ」
何も理由を言わず、突然避けてしまった相手。
…合わせる顔、ねぇよ…
「…智、今日、一緒に帰らねぇ？」
「…」
慎重に、こちらの様子を伺いながら話しかけてくれる岡田に、罪悪感はあるものの 顔を背ける
「会わせたい人、いるんだ…」
「会わせたい人…？」
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「お前のファン。」
「ファン…
…悪い、俺前にも言ったけど、写真が撮れなくなったんだ。もしもそれで俺の写真を好きだって言ってくれてる人にあったら、ガッカリさせちまう。」
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「…そっか」
「…ごめん」
沈んだ空気がキツイ。
と、突然岡田が俺の頬をつまんで上にクイッとあげた。
「んなシケたツラすんなよ」
「んぐっ…」
「じゃあせめて、一緒に帰ろう？人には会わせねぇからさ。てかさ、もっと俺を頼れよ。1人で抱え込むとお前のその頭じゃ整理できねぇだろ？」
あ、そっか。
俺には岡田がいるのか…
「…うっせーな、素晴らしい芸術センスを磨くにはメモリもアバウトな方が丁度いーんだよ。」
そう言って荷物を持って、わけわかんねぇ言い訳だなって言ってる 岡田を軽く殴った
「いたっ笑」
「…ほら、帰んぞ、岡田っち。」
続く (更新停止中)
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恋櫻(プロフ) - 珠櫻さん» ありがとうございます(><)しばらく更新をおやすみしているので、再開したらまた見てくださると嬉しいです (2016年11月30日 16時) (
レス) id: 007d624872 (このIDを非表示/違反報告)
珠櫻(プロフ) - 始めまして。お山の友情系とても面白いです。ちょい役の岡田君もかっこいいですね(笑)応援しています。 (2016年11月29日 16時) (レス) id: 479476fc15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋櫻 | 作成日時：2016年3月21日 12時
