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教室に戻ると、親友の岡田准一、通称 岡田っちが俺のことを待っていてくれた。
「あ、部活終わった？」
「おう、まあこっちはそんな内容なかったし。岡田っちこそ、ラグビー部はやかったな。」
「おん。まあもうそろそろ引退やし、
気合い入れしてたよ。」
「何だそれ笑」
岡田っちは大阪出身で、それでもわりと早くこっちの神奈川の方へ来たから関西弁と標準語が入りまじっている。
「んじゃ、帰ろーぜ。」
そう言って二人で教室から出た。
暫く談笑していた。
今度テストあるからヤバイだとか、
ラグビーが最近人気出てきて嬉しいとか、
五郎〇選手のルーティンを習得したいとか、
そんなんルーティンて言わねーよ
なんて俺がツッコミいれて。
でも、岡田っちが次に言った話題は、
今の俺には1番触れて欲しくない話題だった。
,
,
「あ。賞、またとったんやて？
すっげーなぁ。俺も写真見たんだけどな、
めちゃめちゃ綺麗な写真やったで。」
ありがとう。
そういった俺はちゃんと、笑えていたかな？
"めっちゃ綺麗な写真”
俺の写真は…、
俺は…
そういう写真をとることで、
「…し？」
何が満たされているのだろう？
「…とし？」
何のために、写真をとっているのだろう？
「智！！」
「んあ？」
「どしたん？いきなり黙りよって…」
「んーん。何でもねぇよ。」
なら良かった。
そう言って笑う岡田っちが、
好きなものに熱心に取り組んでいる彼が、
今の俺には直視できないほど、
眩しすぎた。
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恋櫻(プロフ) - 珠櫻さん» ありがとうございます(><)しばらく更新をおやすみしているので、再開したらまた見てくださると嬉しいです (2016年11月30日 16時) (
レス) id: 007d624872 (このIDを非表示/違反報告)
珠櫻(プロフ) - 始めまして。お山の友情系とても面白いです。ちょい役の岡田君もかっこいいですね(笑)応援しています。 (2016年11月29日 16時) (レス) id: 479476fc15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋櫻 | 作成日時：2016年3月21日 12時
