せんせーションズ〜白紙の未来〜No.1

5話 ページ7

山田side
(パチッ)

山「はぁ・・・」

なんでいきなり知らないヤツらと一緒に住まなきゃいけねーんだよ
あの社長、俺と雄也の事件のことわかってるはずなのに・・・
正直、アイツらは仕事だけの関係
それ以上の関係は望まない
望んだところで前みたいなことがあったらもう誰一人信用できなくなる
まぁ、今もそうだけど・・・

(ピコンッ)

あ、雄也からLINEだ

高『アイツらのこと本気で信じる？』

フッ、答えは決まってる

山『そのつもりはない』

高『そうだと思った、俺もそうだから
じゃ、また後で』

やっぱそうだよな
俺と雄也には思い出したくない過去がある
その過去はもう消せない形で目に見える物として雄也の体に残ってる
その過去を創り出した相手はまだどこかで生きている
どーせヘラヘラ笑って裏社会で呑気に生きてるんだろうな
でも、いつか其奴らを殺す
あの日二人で約束した

絶対果たしてやるよ
今の俺らなら勝てる

そう信じてアイツらが現れるのを待つしかねぇんだ・・・！

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