死亡フラグ ページ42
倒れた獄寺くんを足で転がしながら雲雀さんはこちらを見た。
あ…いま獄寺くんを庇ったからか……
雲雀「君もこいつらの仲間？だったら噛み殺さないとね。」
A「……仲間、ですけど。」
雲雀「そう。…なら君も一緒に床に伏せてなよ！」
ﾋﾞｭｯとトンファーが飛んでくる。
はやっーこれは避けれそうにない！
咄嗟になんとか腕をクロスして頭を庇う体制を作るが、衝撃が来ることは無かった。
山本「てめぇ…女子にも手出す気か…？」
雲雀「！…先に君かい？」
や、山本くん…
珍しく本気で怒ってる顔、こんな顔を見たのは初めてだ。
よほど仲間をやられて頭に来たんだろう。
後ろから山本くんが注意を引き、雲雀さんが怒涛に攻撃をかける。
持ち前の身体能力で避け切っている。
雲雀「へえ……ケガでもしたのかい？右手を庇ってるな。」
山本「！」
ﾊﾞｷｯ
雲雀「当たり。」
一瞬の山本くんの動揺した表情から隙を見つけお腹に蹴りを入れた。
雲雀「3匹。」
沢田「あーー…いつつつ。ごっ、獄寺くん！山本…！な、なんで？！」
沢田くんが気絶から目を覚ますと目の前の光景に驚いていた。
雲雀「起きないよ。2人にはそういう攻撃をしたからね。」
沢田「えﾞっ」
雲雀「ゆっくりして行きなよ。救急車は呼んであげるからね。」
そう言って沢田くんよりも先に私にトンファーを振るってくる。
咄嗟に今度は避けると楽しそうに何度も攻撃してくる。
雲雀「身軽だね。君は面白いとは思ったけど群れるから風紀委員は無理だね。」
元から入りたくなかったけどな…！！
ていうかなんか手加減、されてる？
さっきより攻撃にキレがない、というか。
口ではなんだかんだと言いつつ女子には多少手加減してくれてるのか。
そんな優しさならいっそ攻撃やめて欲しいところですけどね？？！
A「ちょっストップストップ！」
雲雀「やだ。」
リボーンくんとは違う方向のワガママだな？！
沢田「(そんな…Aちゃんまでやられる…！)」
沢田くんが焦った顔でこっち見るが実質的に何も出来ていない。
まあ期待してなかったけどね？！
助け呼んで欲しかった！！
ﾄﾝｯと背が壁についた。
雲雀「終わり。」
A「…！」
あ、終わった。
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宵知(プロフ) - 初めまして！！リボーン自体の夢小説は少なくて涙が止まりませんでしたがとても良質な素晴らしい作品をありがとうございます。一日で一気に読み終わってしまいました。もう更新されるご予定はないのでしょうか。応援させていただければと思っています。 (2023年3月23日 14時) (
レス) id: 13d7f8f596 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 赤ん坊姿でさえモテモテなリボーンに夢主ちゃんがどう墜ちるのか楽しみです！ (2019年12月7日 3時) (レス) id: 34699431ad (このIDを非表示/違反報告)
樹 - スッゴく面白かったです！これからも頑張ってください！ (2019年3月19日 23時) (レス) id: 7fba46ff84 (このIDを非表示/違反報告)
黒田李瑚(プロフ) - リドルさんもですか！自分の推し落ちがほんとに少なくて(￣^￣゜)そんな時にこの小説見つけて心から舞踊りました！ほんとに感謝です！ (2019年3月17日 1時) (レス) id: 85d4b84df1 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - アイさん» 大丈夫ですよ！ニヤニヤしてください！(ぇ)続編書きましたのでよかったら読んで見てください！コメントありがとうございます(*'v'*) (2019年3月14日 18時) (レス) id: a52989d574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リドル | 作成日時：2019年3月5日 16時
