墓穴掘られる ページ33
やあ、先日リボーンくんに嫌々送ってもらったAさんだよ。(ランボくん風に)
今はちょうど放課後でみんなは教室で教科書を鞄に詰めたりしているよ。
うん、やめよ。
京子「Aちゃん!」
京子ちゃんに声をかけられそちらを向くと、手に本を持っていた。
お勉強ですか??真面目だね…
A「どうかしたの?」
京子「うん。あのね!今からツナくんの家に行ってお兄ちゃんに頼まれたボクシングの本を届けに行くんだけど…一緒に行かない?」
ピーン!
さてはまたリボーンくんが誘っといてくれとかなんやらで京子ちゃんを利用したのでは??
なんで私が本届けるためだけに付き添い頼まれるんだって話なんだよ。
これは罠。
A「あーごめん!京子ちゃん。今日はどうして外せない用事があっ」
花「ん?あんた今日あそぼーってさっき私に言ったじゃん。」
墓穴掘った。
えっ、と吃驚した顔の京子ちゃんを見て、早く訂正しないと変な誤解されてしまうと焦る。
花ちゃんっ!
めっ!だよ!君、私が沢田くんの家行きたくない理由知ってるよね??
花「♪〜〜」
コノヤロウ覚えとけ!
京子「もしかして…一緒に行くの迷惑だった?」
違うんです、話を聞いてください!
A「ううん違うよ?!あーなんか暑さで行きたくないなーって思ってたぐらいで!嘘ついてごめんね?!」
京子「ほっ……なーんだそうなんだ!じゃあ、どうする?やっぱり止めといた方がいいかな?」
エンジェル…くそう。
断ったら罪悪感半端ないじゃん。
行くしかないじゃん!
私が行ったところで何するん??って感じだけど。
A「い、行くよ。もちろん!」
なにがもちろんだよ。
自ら戦地に赴いてどうすんだ。
京子「そっか!じゃあ早く行こ!」
花「じゃあね。あんたら。」
京子「うんまた明日!花!」
ははん…
覚えてろよ。黒川ちゃんよ!
A「」シュ
花「ん?」
A「(この借りは返すからな!)」パッパッ
花「(こわっ!!)」
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宵知(プロフ) - 初めまして!!リボーン自体の夢小説は少なくて涙が止まりませんでしたがとても良質な素晴らしい作品をありがとうございます。一日で一気に読み終わってしまいました。もう更新されるご予定はないのでしょうか。応援させていただければと思っています。 (2023年3月23日 14時) (レス) id: 13d7f8f596 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 赤ん坊姿でさえモテモテなリボーンに夢主ちゃんがどう墜ちるのか楽しみです! (2019年12月7日 3時) (レス) id: 34699431ad (このIDを非表示/違反報告)
樹 - スッゴく面白かったです!これからも頑張ってください! (2019年3月19日 23時) (レス) id: 7fba46ff84 (このIDを非表示/違反報告)
黒田李瑚(プロフ) - リドルさんもですか!自分の推し落ちがほんとに少なくて( ̄^ ̄゜)そんな時にこの小説見つけて心から舞踊りました!ほんとに感謝です! (2019年3月17日 1時) (レス) id: 85d4b84df1 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - アイさん» 大丈夫ですよ!ニヤニヤしてください!(ぇ)続編書きましたのでよかったら読んで見てください!コメントありがとうございます(*'v'*) (2019年3月14日 18時) (レス) id: a52989d574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リドル | 作成日時:2019年3月5日 16時