マフィアのボス【歌い手】【浦島坂田船】【AtR】 (ページ10)

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youside

うらた｢大丈夫か？｣

A｢何とか、あと薬貰った多分これのせいだと思う｣

私はそらるんに拾われてから色んなことを覚えさせられた。

薬の耐性をつけるのもそうだ

多分私以外の誰かだったらもっとやばかったかもしれない

A｢これ早くまふに多分解毒薬作ってくれるからこれ多分1日くらいしんどいかも｣

坂田｢依存性は？｣

A｢感覚的にはなさそう｣

さすが金持ち達が好むものだ
多分依存性のない薬ノーリスクノーリターンってやつ

ぶわりと体が暑くなる

A｢はぁっ、はぁ待ってこれダメ｣

志麻｢大丈夫か？！｣

くっそ、あのデブ媚薬も一緒に打ちやがったな
歩くのしんどい

どれだけ薬の耐性をつけてもびやくだけは苦手
体が暑くなって寂しくなる感覚は未だに耐え難い

A｢まぁし、抱っこ
坂田さっきの部屋戻って媚薬探して多分あるから｣

坂田｢了解！｣

志麻｢おんぶじゃあかん？｣

前だと動きづらいか
仕方ないここは我慢してやるか

まーしぃの背中に周りおんぶをしてもらう

歩いてる振動が体に響く

A｢んぅっ、ふぅ｣

うらたんはまふに連絡を入れてるみたいだ

まーしぃの首元に擦り寄る
しんどい、寂しい

こんな時思うのはネガティブなことばっかり
私が気を抜かなければこんなことにはならなかったのに

いつもみたいに話聞いてからすぐに殺せば良かった

志麻｢もうちょいで車や、あとちょっとやで頑張り｣

うらた｢まふが薬持ってけばすぐに解毒薬作ってくれるって！一応媚薬も盛られたって伝えといた｣

坂田｢これ！媚薬見つけた！｣

坂田が持っていたものはピンク色のハート型の瓶に入ったものだった見た目は香水みたいで気づきにくそうなのによくわかったな

うらた｢よく見つけたな、てか、これほんとにびやくか？香水みたいだけど｣

うらたんも同じことを考えていたみたいだ
ほんとにこれ……でもあんなデブがこんなに可愛い香水使うわけもないか

坂田｢まず、匂い嗅いで〜銀のナイフ使って毒か判明させた後に1滴舐めてみた！そしたらな、舌が暑くなったんよ！これ媚薬や！って思って！｣

志麻｢おい！坂田この間も得体の知れないものは口にするなって言ったよな？｣

志麻くんに怒られる坂田
てか、すごくね？普通舐めるのためらうでしょ？

センラ｢あ！Aホンマにごめんな！俺がしっかり見とらんかったから｣

A｢せんちゃん大丈夫だよ？早くまふのとこ行こ｣

車に乗り込みうらたんに抱っこをせがむ
少し嬉しそうに了承を得たのでうらたんの膝に向かい合って座った。