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EP.22 壱馬side ページ22

壱馬side







北「壱馬さぁ」






ソファでテレビを見ながら北人と喋っていると、い

きなり北人が俺の名前を呼んだ。

北人が俺の事をかーくんと呼ばない時は真面目な話

をする時だ。だから俺はテレビを消して北人の方を

向いた。






壱「ん?」








北「ぶっちゃけAちゃんの事好きでしょ」







壱「え、なんで?」






北「だって壱馬、Aちゃんと話してる時とか

Aちゃんの事すごい愛おしそうに見てるじゃ

ん」






そんな事わかってる、昨日の夜から俺はAの

事を意識している。でも俺はRAMPAGEのボーカ

ル。恋愛なんかしてる暇ない。







壱「はぁ?んな訳ねーじゃん笑Aはただ家に

泊めてやってるだけの同居人だよ!笑笑」







北「あ、そう?んじゃ、俺貰っちゃっていい?」





は?

貰うって?Aを?





壱「北人ってAみたいな奴がタイプだったっけ?」








北「うーん。一目惚れかな?笑」




そう言って北人は顔を紅くして照れている。




これは…ガチだ…






壱「でも、今はランペにとっても大事な時期だし恋愛なんてしてる暇なくね?」







北「壱馬さ、やっぱり本当はAちゃんの事好

きでしょ?だからこうやって俺にAちゃんを

とられないように色々口実作ってるんでしょ?」






壱「……………………」




なんも言いかえせない…北人が言ってるのは紛れも

なく事実だ。





北「どうなの?」






壱「……そうだとしたら?」





北「ダサい」





だよなぁ……





北「どうせ"俺はランペのボーカルだから恋愛してる

暇なんてない"って自分に言い聞かせてるだけで、実

際はAちゃんに気持ちがバレて振られるのが

怖いだけでしょ?そんな勇気も無いのに俺にはとる

なって言うんだね。壱馬って意外と我がままなんだ

ね。本当に好きなら正々堂々と闘おうよ。」





北人の言葉を聞いて俺の中で何かがプツンと切れた







壱「あぁ、いいよ。正々堂々と闘ってやるよ。後悔すんなよ」







北「それこっちの台詞」







俺と北人は睨むようにお互いを見つめた

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ゆえ(プロフ) - kahonさん» いえいえ^ ^こちらこそご指摘ありがとうございます。また誤字などがありましたらお伝えください^ ^ (2019年8月6日 0時) (レス) id: ac00e9259c (このIDを非表示/違反報告)
kahon - ゆえさん» 訂正してくださってありがとうございます^^ (2019年8月5日 14時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
kahon - ゆえさん» 楽しみに待ってます〜^^ (2019年8月4日 19時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
ゆえ(プロフ) - kahonさん» ご指摘ありがとうございます。先程修正いたしました。 そう言ってもらえて光栄です、これからも更新頑張りますのでよろしくお願いいたします^ ^ (2019年8月4日 3時) (レス) id: ac00e9259c (このIDを非表示/違反報告)
ゆえ(プロフ) - 美雨さん» 誤字が多くて申し訳ありません…先ほど修正いたしました。物語も先ほど更新いたしましたのでお時間がある時に是非ご覧になってください。 (2019年8月4日 3時) (レス) id: ac00e9259c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆえ | 作成日時:2019年7月31日 21時

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