原作とは違う結末 ページ22
私が戻った時には全て終わっていた。
サーは気絶しているようだ。
『サーを見せて』
私は梅雨ちゃんたちからサーを見せてもらう。
フルポーションで治るよね
私はフルポーションを出してサーにかける。
その瞬間、傷口が全て完璧に元に戻った。
「「「「！！？」」」」
『………』
裏切り者を始末したこと、連絡しないといけないな。
サーや、他のみんなは病院に運ばれる。
私たちもそれに着いて行き、サーの病室に入る。
サー「レジームのおかげで私は生きている。
ありがとう」
『無事でよかったです』
通形「ありがとう！ありがとう！」
通形先輩は泣きながらそう言った。
早く森さんに連絡しなくては……。
緑谷「そういえば、文豪さんの言ってた
" 裏切り者 "はどうなったの？」
『ああ、あいつ？
実はさ、治崎の攻撃に巻き込まれて
死んじゃったんだよね。
あの棘がグサってなってた』
緑谷「そっか」
嘘だけどね。
緑谷「あと１つ。
" 森さん "って誰？」
それ聞く？
『んー……内緒』
緑谷「職場体験の時、ステインが言ってた人？
名前は忘れたけど、森って苗字だったと思うんだ」
なんで覚えてんの？
『さあね』
緑谷「答えて！君は、どちら側なの？」
どちら側………。
『別にどちらでもないよ。
私は大切な人たちを守るためならなんでもする。
その人たちの頼みなら、この命だって捨ててやる』
私には、その覚悟がある。
だからこそ、人を殺すことに抵抗なんてない。
他人の命なんかどうでもいい。興味ないんだよ。
緑谷「ヒーローだろ！？
そこはヒーロー側って言ってよ！！」
『誰が、いつ、どこで「私はヒーロー志望です」って言った？私はそんなこと言っていない。
初めの日、私はこう言った。「ヒーローになりたいわけではない」って。ちゃんと言ったよね？』
緑谷「………」
早く電話しないと……。
『電話してくるね』
緑谷「僕も行く」
プライバシー、、、。
『無理』
緑谷「どうして？」
『逆になんで来るの？』
緑谷「その森って人に連絡するんでしょ？」
『だったらなに？関係ないよね？』
緑谷「それは……」
『人のプライバシーに関わるなんてやめて。
正直言って邪魔。ヒーローならなんでもしていいわけじゃないんだよ？わかるかい？』
緑谷「でも」
『ヒーローならなんでもしていいの？
人のプライバシーや人間関係にズカズカ入り込んでいいの？そんなの犯罪者と変わらない！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイデーア - リクエスト悪いんですけど、綾辻行人先生も出していただけないでしょうか？性格など分からなかったら教えますので！ (4月1日 8時) (
レス) @page27 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 初コメ失礼します。この作品面白いですね！更新頑張ってください！ (3月1日 16時) (レス) @page27 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - 翠屋ってなんか好きじゃないわ。嫌いかなぁ。面白い。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page22 id: 24936a0c2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カフェオレさん | 作成日時：2022年4月21日 0時
