今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:47,981 hit
小｜中｜大
38粒 ページ39
“____ほとんど覚えていないからだ。”
いや、正確に言えばほぼ全てだ。
常識レベルの情報は覚えている。
ただ、高校生になる前の記憶はほとんどないのだ。
時間の流れのせいで忘れてしまった出来事もあるだろうが、思い出としてはあまりにも少なさすぎるのだ。
【はっきり言って異常だ】
事故や事件にあっていれば、この記憶は普通、病院のベットからスタートする。でも、家の中を探しても事故や事件に巻き込まれたそれらしき証拠は何ひとつない。それどころか、家には全て自分の物しか揃っていないのだ。
もしかして今までひとり暮らしだったってことか…？
ならば、金銭はどうしていたのだろうか。
水道代や電気代などは？
…バイトをしていたとか？
いや、それならばもう何日も行っていないから店長から何らかの連絡があるはずだ。その連絡も来る気配がないし、そもそもそんな人は登録していない。
じゃあ、別の誰かが払っているとかか？
別の誰かって誰だ？親戚？大家さん？それとも以前お世話になった人？
いくら考えても真相は謎のままである。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいこす(プロフ) - 雪女さん» 読んで頂きありがとうございます！出来るだけはやく更新できるよう頑張ります！ (2018年4月9日 16時) (
レス) id: 6bbd51703c (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - 続き頑張って下さい！応援してます！ (2018年4月9日 0時) (レス) id: 7ecdf95431 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あいこす | 作成日時：2018年1月20日 0時
