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駐車場に着いて見た光景は余りにも残酷なものだった。


愛美愛主の奴らと、頭から血流してソイツらとやりあうドラケン。
その中に交じる、ペーやん。


ぺーやんと三ツ谷が口論しだしたから、オレは傘を持って隅に経っているエマちゃんの所に行く。



「エマちゃん、怖かったでしょ。
怪我してねえ?大丈夫??」


「ウチは大丈夫、…だけどドラケンが、」


小刻みに震える手に自分の手を重ねて、幼子を宥める時みたいに目を見合わせる。


「大丈夫、ドラケンは死なせねえからさ。
巻き込まれねえように端の方に居てよ、濡れないようにね。」

ぽんぽんと軽く頭を撫でて、三ツ谷の方に向き直す。


足を進めながら、オレはぺーやんに話しかける。


「…ぺー、コレがオマエのやりてえ事ならオレは反対しねえけど。
このバイク音が聞こえてるって事は、オマエが負けるのは確定だよ。」

遠くから近付いてくる、バイクの音。


マイキーのバブの音だ。



大丈夫、もう心配はない。


なんて思ってたんだけど、手の甲に漢字書いてある奴が出てきて殺すとか言い出すからオレまで不安になってくる。


オレのダチだから、無敵のマイキーだから。


負けることなんてないだろうと思うけど、コイツが100パーセント負けねえとは限らねえ。


ドラケンもマイキーも失ったら東卍は終わりだ。


雨だか冷や汗だか分からないけど、頬に水滴がくる。


オレちょっと日よってる。



次々と聞こえてくるバイク音、愛美愛主の奴らかと思った。

三ツ谷がものすごく小さく呟いた、「間に合ったか」って。





スマイリー、ケースケ、千冬、その他大勢。



「祭りの日に大乱闘なんて、血が踊るじゃねえか。
なー、マイキー。」


大丈夫、オレらは勝てる。



そんな思いで、東卍全員が走り出した。





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もなかもなかじゃんぼ - ドロドロかー千冬のドロドロ見たことないから千冬のやつ見てみたいですね!性別は男で! (2021年12月11日 0時) (レス) @page19 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ういんぷ | 作成日時:2021年10月16日 16時

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