8 ページ8
.
純喜くんと景瑚くんは無事に2人共
同じ大学に受かったらしく、朝教室に入れば
桐崎さんがめちゃくちゃ嬉しそうに報告してくれた
翔「すごい！でも本当良かったね2人共同じなんだ」
『うん！本当良かった〜！受験シーズンピリピリしててめっちゃ雰囲気悪かったもん』
翔「…もうすぐ卒業しちゃうのかぁ」
『まぁ同じ高校じゃないし寂しさはないけどね』
席替えをしてしまったから席が前後ではなくなり
チャイムが鳴ると桐崎さんは自分の席に戻ってしまった
つまらない授業を受け、ようやく終われば
なぜかいつもすぐに帰る友達は校内でソワソワしていた
…あそっか、今日はバレンタインだった
桐崎さんからしか貰いたくない僕は
どうせもう帰っちゃっただろうなと席に目を向ければ
やっぱりもう姿が見えない
友達にまた明日！と告げて下駄箱に行けば
『翔也くん！』と聞き覚えのある声がした
翔「あ、桐崎さん」
『これ、あげる』
シンプルな袋を受け取り、中を除けば
かわいらしい箱が入っていた
翔「…僕に？いいの？」
『もちろん。翔也くんに作ってきたから』
翔「純喜くんと景瑚くんには…？」
『作れってうるさいから、一応』
そう言ってもう片方の手に持ってた2つの袋を
僕に見せてきた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 185人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
R(プロフ) - セロンガさん» 感想ありがとうございます♡歌詞の意味を私なりに解釈してこの作品を書きました。木全くんのベース本当に忘れられないですよね( ߹ᯅ߹)バンド復活(？)してほしいです( ߹ᯅ߹) (2月23日 16時) (
レス) id: 097716bd19 (このIDを非表示/違反報告)
セロンガ(プロフ) - 泣けます。木全のベースが忘れられなくて狂ってた所に見つけた作品でした。歌詞とこんな風にマッチすると思わなかったので、気づいたら涙が...素敵な作品をありがとうございました。 (2月20日 7時) (レス) @page31 id: 701bf3407a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：R | 作成日時：2024年2月4日 16時
