白い薔薇を君に (ページ28)

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みんなにお祝いされて長い1日がようやく終わり家に着く

メンバーとAちゃんと一緒に過ごして
ようやく隠してきた同棲をちゃんと話せて
だいぶスッキリして心が軽くなっていた

「ふぅー…」

タオルでバババッと髪の毛を拭いて
リビングへ向かえばソファで体育座りをして
テレビを見ていた

『お、出た？』

「ん。何見てんの」

ソファに座ってくっつくように腕を回せば
よしよし、と頭を撫でられる

『まだ髪の毛濡れてるじゃん』

「ええの」

『ダメだよアイドルなんだから』

そう言ってドライヤーを手にして俺の髪の毛を
乾かしてくれた

『はい、終わったよ』

「ん、ありがと」

ドライヤーを片付けに行く後ろ姿を
追いかければなに？なんて笑っている

「ベッド、行こう」

手を引いて寝室に入り
優しくベッドに押し倒した

『っ…！』

「優しく、する…」

『ちょ…、、！っん…！』

優しく口付けをしたかと思えば
だんだんと舌を絡ませ深くなっていく

『っは…ぁ…』

「手加減できひんかも」

真っ白でスベスベの肌

初めて見るその姿が眩しすぎたけど
興奮してそれどころではない

ほんまにやばいかも

体を重ねれば恥ずかしいのか顔を隠したり
横を向いたりで全然こっち見てくれへん

…まぁ俺も余裕ないからちょうどええけど

ぐぐぐ…っと奥までいれてゆっっくりと
腰を動かす

『っっ…！ん…！…だめ…ぇ』

汐「…あ、あかんかも」

狭すぎる中とパンパンになった俺のモノが
擦り合ってるってだけで限界や…

少しだけスピードを早めれば
腰を浮かしシーツをギュッと握るAちゃん、
俺も上から重ねるように手を置けばそのまま
ぐっ！と奥で果てた

久しぶりだったのと興奮しまくった結果
過去最短レベルな気がして恥ずかしくなった

「ちょ……ほんま、あかんわ…ﾊｧｯﾊｧｯ」

『恥ずかし…すぎる』

そう言って頭まで布団を被ってしまった
後ろからハグをして熱くなった体をくっつける

「こっち見て」

『やだ』

「なんでや笑ええから」

顔を赤く染めたAちゃんが
俺の胸に自分の頭をグリグリと押し付けた

「かわいかった。ほんまに」

『もう言わないで』

「ふははっん、じゃあおやすみ」

急激に睡魔が襲ってきて
そのまま瞼を閉じて夢の中へ落ちていった