Dream Journey 《２》

酔うと甘えるタイプです ページ37

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『はー！今日も疲れたー！！』




ようやく練習が終わり蓮くんと豆と
並んで歩いてたら忘れ物をした事に気付く



『あ！忘れ物した！』




豆「なにやってんすか(笑)」



蓮「もー！ここで待っとこうか？」



『ううん！大丈夫！先帰ってて！』




そう言って2人にじゃーねーと手を振り練習室に戻る




どこに置いたっけな〜....




練習室に入ればマネージャーと話している奨くん




奨「お！どーした？」



『忘れ物しちゃって...』





マネージャーが練習室から出て行けば、
奨くんが「お腹空いてない？」と聞いてくる





『めちゃくちゃ空いてる！』



「あはは(笑)じゃご飯食べに行こっか」




奨くんと一緒に練習室を後にして夜道を歩く





『なんかレアだね〜2人でご飯って』



「そうだね。いつも誰かしらいるから(笑)」






個室の居酒屋に入ればすぐにビールを注文した





「A、飲み過ぎないでよー？」



『今日はまじで大丈夫！(笑)』





2人で仕事の事やメンバーの事を語り
だいぶ盛り上がって気付けば2時間半経っていた




『奨くん珍しく飲むねぇ？』



「そうかな〜？たまにはね。」




少し前から顔が赤くなってる奨くん
ここまで飲んでるのは初めて見た気がする




『そろそろ帰りましょっか』





奨くんと並び家まで歩く


急に大きな手に包まれて左手が温かくなった




『奨くん？』



「ふふっ少し酔っ払ったかも(笑)」




『もうしっかりして〜！家まで歩くよ！』





度々奨くんの方を見て大丈夫かなと覗き込むと
そんな心配しないでと猫のような顔をして言われる





いやいやこんな奨くん中々見ないんだもん。
心配にもなるよ




無事に家に着き奨くんの部屋まで送り届ける




「部屋戻るの？」



『え？』




「俺の部屋で一緒に寝る？」






なんかあったのかな...？



奨くんは一緒の布団で寝ようとはしないし
いつも絶対自分の部屋に帰るよう言う




『じゃあ...たまには(笑)』





そう返せば嬉しそうにこちらを見て部屋に入れてくれた



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