Dream Journey 《２》

＿sukai ページ3

、

〜 sukai 〜





朝起きるとAちゃんの姿がない




「おはよーっす」



『あ、スーおはよ！ご飯出来たよ』



ドアを開ければキッチンに立ってて
すでにお皿に盛り付けられていた




昨日急に、明日休みだから出かけよ！と提案してきて
そのまま俺と一緒に寝たAちゃん




『今日どこ行く〜？』


「行きたいとこあるんすか？」


『いや別にない。』


「じゃあ俺の行きたいとこでいいっすか？」


そう言うとやった！と目を輝かせている。


こんなかわいい年上そうそうおらんやろ





準備をして家を出る



今日はのんびり2人でデート



いつも都内ばっかだから、少し離れた海の見えるとこまで行く




『わー！見てすごぉおい！』


「はしゃきすぎやって(笑)」


『だって碧海とお出かけ嬉しいもん』



そんな事言われたら今すぐにでも抱きしめたいけどさすがに
出来ないから気持ちを押し殺す




2人で食べ歩きをしてお互いの物をシェアしたり
手を繋いで買い物を楽しんだ




「だいぶ歩いたなー」


『でも楽しかったね！リフレッシュ！』


「せやな。そろそろ帰りますかー！！」




電車に乗り最寄りに着く


『歩いて帰る？お散歩しよっ』というのでついていく


「さすが体力あるなぁ(笑)」


『ふふ(笑)JO1にいたら体力バケモノになるから(笑)』



「、、Aちゃん、ありがとうな今日」


『ん？、、うん、』


思いっきり後ろからギュッとして感謝を伝えると
そのまま動かなくなる


『すかい、、？』


「ん？」



名前を呼ばれたと思ったらAちゃんが振り向いて
向き合った状態になる


「どしたん？」


『私の方こそありがとう。楽しかったよ』


しゃがんで？とジェスチャーをしてくるから目線を合わせる



その瞬間ほっぺにチュッとされ、
一瞬何が起きたのかわかんなかった



「ちょー、、ほんまにもうズルいって、、」



『ふふ(笑)帰ろ。』


手を繋いで家まで帰る




またデートしような、Aちゃん


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