華やかな世界で (ページ40)

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3日目

今日はルリが先に帰国してしまう

朝から空港へ行きルリを送り届け、純喜くんと合流するまで1人でいる事に

『何かないかな〜...』

純喜くんが泊まっているホテルの近くで
ブラブラしていれば電話が鳴る

『はーい！』

【おはよぉー、どこおる？】

寝起きなのかぽやぽやした話し方がかわいい

『んっとね、今ホテルの近くまで来たよ』

そう言うとホテルの部屋番号を教えてくれたから
純喜くんの部屋まで向かう

トントン、とドアをノックすれば
寝癖がついたままの純喜くんが部屋から出たきた

｢A〜....会いたかった。｣

部屋に入るなりいきなりギュッと抱きしめられる

『ふふっ苦しいってば(笑)』

豆｢純喜くん朝から見せつけないで下さい｣

部屋の奥を見れば布団の上に寝っ転がって
携帯をいじっている一成くん

2人はホテルでだいたい同部屋になるらしい

『一成くんおはよ(笑)』

豆｢おはようございます。どっか行くんすか？｣

『まだ決まってない(笑)一成くんも行く？』と
話しかければアカンアカン！と純喜くんが入ってきた

豆｢おいらも行こっかな〜｣

純｢なんでや。豆はゆっくりしとき？｣

『いいじゃん。一緒に行く？』

豆｢邪魔になっちゃうんで(笑)やめときます(笑)｣

一成くんはゲームしたいしまだ寝たいと言うので
純喜くんと2人で部屋を出る

『一成くん、かわいいね？』

純｢そりゃ豆はかわええよ。俺の弟やしな。｣

『ふふっ溺愛してる(笑)』

手を繋いで韓国でお買い物をする

純喜くんは何度も韓国へ来てるし喋れるから
これはこうだよ。○○円だよと教えてくれてめちゃくちゃ助かった

『やっぱすごいね純喜くん！』

｢やろ？(笑)｣

クシャッと笑うその顔が大好きで
このまま時間がとまればいいのに..なんて考えていた

ー

結局1週間のうち純喜くんと一緒にいれたのは
この日と、あと少し夜に会えたくらいで
今日は私が日本へ帰る日

『別に大丈夫なのに』

純「危ないやろ？」

『だからってこんな大人数のが目立つって(笑)』

純喜くんだけかと思いきや奨くん、拓実くん、汐恩くんが
付き添いで一緒に来てくれた

『みんなわざわざありがとうございます』

奨「気を付けて帰ってね」

汐「純喜くんも帰ればええのに」

拓「確かに」

純「おい！お前ら！」

また騒がしくなりそうだから向こうで待ってるね。と
微笑んでみんなに手を振った

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