華やかな世界で (ページ22)

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、

純喜さんの部屋へ戻る途中で瑠姫さんに会った

『、、、、』

瑠「大丈夫っすか？」

『はい、、気にしないで下さい』

瑠「純喜の部屋？持ってくよ貸して」

『いえ、1人で持てます』

瑠「頑固かよ」

『、、、、』

スタスタと先に歩いていく瑠姫さん

あの人どうも好きになれない！！

ぷんすかしてれば何やら話し声が聞こえる

瑠「お前あんま調子乗んなよ」

純「はぁ？！乗ってへんし！！」

そう言うと自分の部屋へ行く瑠姫さん

『瑠姫さんっていつもあんな感じなんですか？』

純「せやな〜クールやねん瑠姫は」

純「そういやまだメンバー全員会ってないよな？」

『多分、、』

純「今度じゃあ紹介するな？」

『しょ、紹介、、緊張するからいいです、、』

純「俺がもしおらんくても10人も頼れる人おる方がええやん」

瑠姫さんには頼らないから9人ですよ

と心の中で言った

純「Aちゃんも大事やけど同じくらいメンバーも大事やから、みんなと仲良くしてほしいねん」

うん、と頷けばええ子やん、と頭を撫でられる

〜次の週〜

『ねーこれどっちがいいと思います？』

純「、、どっちでもかわええよ？」

『真剣に！考えてよ！！！』

寝起きの髪ボサボサ、メガネ姿の純喜さんに八つ当たりする

『もー。こっちのがいいかな？』

純「そんな気合い入れへんくてもええやん」

『だめです！！ちゃんとしないと。』

準備がようやく終われば家を出るギリギリの時間

純「行くでー？」

『はーい！』

今日はみんなでご飯を食べるらしく、そこにお邪魔する

純「社長もおるかも」

携帯を見ながらそう言う純喜さん

『っえ？！しゃ、社長さん？！』

純「普通のおじさんやで(笑)」

『いや、緊張してきた、、、』

全員とちゃんと挨拶するのですら初めてなのに
そこに社長さんもいるなんて聞いてない

やっぱもうちょっとまともな格好すれば良かったかな、、

隣を歩いてても違和感ないよう
オフィスカジュアルな服で来てしまった

純「着いたで〜」

そう言うと足早にお店に入る

今日は貸切みたいで他にお客さんはいない

純「こんちわー」

店員さんにペコッとお辞儀して後をついていくと
何やら騒がしい。