華やかな世界で (ページ15)

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『私がいるのわかってて来たんですか？』

景｢っそ！純喜くんが相手してあげてー？って。俺だって暇じゃないのにさ！｣

『すいません。大丈夫ですよ？私1人で』

景｢ウソウソ(笑)心配なんじゃない？Aちゃんの事知らないメンバー入ってきたら困るでしょ？｣

そう言いながら部屋へ入るケイゴさん

家主がいないのにズカズカ入って行くのが面白い

景｢うわ！なにこれ！ハイブランドばっかやん！｣

大量の紙袋を覗き込む

『あ、プレゼントで頂いて、、』

景｢これ全部？！わー、、やっぱキャバ嬢ってすごいんやなー｣

景｢で？どうなの？純喜くんと｣

『純喜さん、、と？どうって？』

景｢俺らの仲やん！いいよ話聞くよ？｣

『いや、？とくに何も、、ないです？』

景｢疑問形(笑)純喜くんの事好きじゃないの？｣

『す、すき？！私が？！』

景｢あれ？違うの？｣

『えーっと、、』

景｢まぁ俺純喜くんに余計な事言うなって言われたんだけど(笑)｣

『、、？』

景｢純喜くんは好きだと思うよ？Aちゃんの事。ずっとその話してるし｣

『えぇっと、、』

景｢だから早く付き合っちゃいなよ？(笑)｣

『？！』

この人頭おかしいのか？

『あの、ケイゴさん、、』

景｢ん？｣

『私はキャバ嬢で、ケイゴさんや純喜さんはその、、アイドル、じゃないですか。』

景｢うん。だから？付き合えないって？｣

『そう思うのが普通、、じゃないですか？』

景｢なんでぇ〜？｣

『いやだから、』

景｢じゃあさ、純喜くんが別の子と付き合ってもいいの？｣

、、、考えた事なかった

相手はアイドルで夢を売る仕事

それは私も同じで、私自身が商品だ

『考えた事なかったです、、』

景｢ふふっ俺らアイドルだけど1人の男だよ。恋愛だってするし、悩んだり壁にぶち当たるしそれはAちゃんも同じでしょ？｣

『そう、、ですね、、』

『ケイゴさんはあるんですか？付き合った事』

景｢ないしょ〜(笑)｣

『ずる、、(笑)』

景｢純喜くんAちゃんの話ばっか俺にするんだよ？早くどうにかしてよ(笑)｣

『私の話？』

そう聞くと連絡先を聞いたのに中々LINEを送れず景瑚さんに相談してたらしい。
初めて連れてってくれた居酒屋も景瑚さん提案の場所だし
韓国へ行っててもAちゃんが〜とその話ばっかだったとか、、、