華やかな世界で (ページ13)

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次の日

何やら騒がしい声で目を覚ます

｢純喜くん！あれ誰の靴っすか！うわ！何この紙袋！｣

｢ちょ！おま！なんで勝手に入ってくるん？！｣

｢いつもそんな事言わないくせに〜怪しい｣

｢怪しくないやろ！ちょ！その部屋はあかんって！｣

バーン！と開けられたドアの方を見ると

1人の男の子と目が合う

｢うわぁ、、純喜くんついにやったねぇ｣

｢アホか！そんなんちゃう！｣

とやり取りしてる2人

『あっ、ごめんなさい、、その、、』

とりあえず布団から出てリビングへ行く

『えっと、、Aです。純喜さんとはお友達で事情があって泊まらせてもらって、、』

｢あー！Aさん！よくお話聞いてます！｣

そう言うと純喜さんが頭をペチっと叩いて余計なこと言うな！と怒ってる

『、、？』

｢あ、ぼく木全翔也です！｣

『翔也さん、、』

翔｢これから純喜くんとご飯作るけどAさんも食べますか？｣

『えっっと、、』

純喜さんの方を見て助けを求める

純｢お腹空いてへん？｣

『、、空いてます。』

じゃー決まりね！と翔也さんに決められ2人が料理するのをボーッと見ている。

『手伝いますか？』

純｢大丈夫。座って待っとって？｣

朝からニコニコ笑顔が眩しい。
純喜さんのメガネ姿初めて見たな、、、
なんて見とれていると翔也さんとまたもや言い合いが始まる

翔｢純喜くんこれこうだって｣

純｢ちゃうよ！この間こうって翔也が！｣

翔｢もー純喜くんはすぐ忘れるんだからぁ｣

かわいい兄弟喧嘩のようで思わず笑ってしまう

『本当の兄弟みたいですね(笑)』

翔｢僕がお兄ちゃんですよ！｣

純｢なんでやねん！俺が年上やん！｣

そんなやり取りを見てたらあっという間に料理が
出来上がった。

『うわー、、美味しそう！』

韓国料理がズラっと並べられたテーブル

2人に見られながらも食べると『美味しい！』
と食べ始め、良かった〜と嬉しそう。